1974 Honda Monkey Z50J-I

1975年型ホンダモンキーZ50J-Iのレストア日記です。
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01/06/03
午前５時半起床。
今日は小山市の部品交換会の日だったが仕事で行けなくなってしまった。
そのかわり少しの時間を利用してキャブをきれいに磨いた。

01/05/31
先日注文していたパーツリストが届いた。
コピー版とはいえちゃんと製本されているものである。
ずっと前に生産終了しているモデルでも
比較的簡単にパーツリストが手に入るのは本当に嬉しい。
キャブのパッキンセットやインシュレーターガスケット等を注文した。

01/05/26
今日はキャブをばらそうとしよう。
前回オレンジのJで一度OHしたので今回は気が楽だ。
前期型のものと比べると若干形状が違っているが基本的には一緒。
結構各部の汚れがひどいので全部バラバラにして
前回と同じようにハナサカGのマルチクリーナーに漬け込んだ。

01/05/25
今日からレストアを始めることにする。
まずは各部の点検作業。
まずはシートを外してみる。上部表皮に小さな亀裂があるがなんとか使えそうだ。
次にタンク。赤くペイントされているのが、目立った傷やへこみは無い。
給油口から中を覗いてみる。多少錆が出ているがこの程度なら簡単に処理出来そう。
何年もエンジンに火が入っていなかったので当然すんなりとは始動しない。
前のオーナーが言っていたのだが、
かつて元気に動いていた時もキャブの調子が悪かったらしい。とりあえず明日にでもキャブをばらしてみるか。

元々の純正色はポポグリーンだったようです。
タンクが赤く、サイドカバーが黒くペイントされています。

01/05/19
　「ずっと動かしてないような４Lモンキーが置いてあるぞー。」
ある日友達からそう言われ一緒に見に行ってみた。
そこはとあるアパートの駐車場だった。
一応シートがかかっているのだが、
それはところどころ破れていてすぐにJだということがわかった。
ちょっと失礼してよく観察してみると、
タンクが赤くサイドカバーが黒くペイントされているが確かにJ-Iだった。
欠品といえばウインカーレンズぐらい…。
錆や汚れの状態は年式相応というところか。
しかしこの前小山から連れてきたオレンジJよりは状態がいい。
そこのアパートの住人がオーナーなのであろうが、
一度話だけでもしたいと思っていた。

それから二週間ほどたったある日…。
　「この前のモンキーのオーナーと会えて話しが出来たぞ！」
と、友達から携帯に電話が入った。
早速連絡先を教えてもらいすぐに飛んでいった。

直接会って話しを聞いてみると
今度引越すのだが処分に困っていたということだった。
四年前に事故でフロントフォークを曲げてしまって、
以来ずっと乗っていなかったらしい。
それでも愛着があり解体屋などには渡したくなかったとか。
かならず直して乗りますと約束し、
ビール１ケースで譲ってもらうことになったのである。

こうしてまた１台新しい仲間が増えてしまった…♪

フロントのウインカーのステイが長い後期型です。
ところどころ錆が出ていますが、なかなか良いレストアベースだと思います。