ホンダの友
昭和32年頃に発刊されたとても珍しいものを見付けました。(スーパーカブが発売される前の年) 当時の広報誌なのでしょうか、詳しいことは解りません。内容は本田社長や藤沢専務のインタビュー記事、新車(昭和32年製!)インプレッション、埼玉製作所の模様、また読者から寄せられた写真や小話しなど、とても読み応えのある冊子になっています。(クリックすると大きな画像がご覧頂けます。)
表紙には厳島神社をバックに当時のドリーム号が描かれています。 当時のミクニとオーツタイヤの広告です。キャブレターではなく気化器と呼んでいるところが時代を感じさせます。ミクニは当時、アマルのライセンス製造を行っていたようです。
目次には岡部冬彦さんによる本田社長の似顔絵が描かれています。
コメントがとても愉快。『無造作にみえるけど、これで社長は結構オシャレらしい。』
その岡部冬彦さんと本田社長が対談している写真です。
ドイツ視察に向かう本田社長と藤沢専務のスナップ。また当時の日本とドイツの文化の違いに対する専務のインタビュー記事が載せられています。 埼玉製作所(埼玉県大和)の模様。本田社長の弟である弁二郎氏(当時の埼玉製作所長)の姿も見られます。
鹿児島市警ではドリーム号が白バイとして活躍していたようです。この当時は白バイの隊員といえどもヘルメットを被ってないんですね。 街での取り締まりと自宅での家族との団欒の風景。火鉢が泣かせます。(笑)
読者から寄せられた懸賞写真。働くドリーム号とベンリイ号。 ドリーム号に跨って鼻高々な少年とそれを羨ましげに取り囲む子供達。(上)
笑顔の素敵なお姉さん。(右)
赤ちゃんをシートに座らせていますが、めっちゃビビってます。(笑)(左)
はちきれんばかりの笑顔のお父さん。(下)
読者から寄せられた川柳。挿絵がとてもいい雰囲気ですね。
四コマまんがもありました。その名も『ホンダモータさん』。(笑) 
波平のようなホンダモータさんですが、モデルは宗一郎さんなのでしょうか?
作者はもろただしさん。
ジャズ娘だそうです。少々暴走気味。(笑)
ホンダサービス店のピカピカのドリーム号。 タンクの鍍金でお化粧直しのご婦人。


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