1940年代中頃に野心的なジャズ奏者達のセッションから生れた、バップ手法を用いたジャズ・スタイル。そもそもジャズは、アクセントをつけないオフ・ビートのリズムから生じるスィング感が特色だったが、30年代のベニー・グッドマンに代表されるスィング・ジャズの行き詰まりから、メロディ、リズム、ハーモニーに変化を与え、モダン・ジャズの原形となった。……なんてね。(笑)
レビューって言うのかなぁ、こう言うの。とりあえず音楽ネタが自分的にクリティカルだったんで、感想なんかを一つ。
OP曲 「Tank!」
カッコイイっすねー。兎に角、スパイクがグリグリとシルエットで動くのに感動しましたよ。曲も良くって、こういうのハード・バップって言うんでしょうか?
Session#1 「アステロイド・ブルース」
初っ端のブルース・ハープが良いっすね☆ いやぁ、やっぱブルースっすよブルース。ついでにこのアニメ、毎度の次回予告がイカしてるんですよね。「良い子のみんなはTVから離れて見ような!1kmくらい」(笑)
Session#2 「野良犬のストラット」
ワンちゃん大行進。(笑) つーかすんません、ストラットつーのが分かりません。(あのコンガのリズムがそーなんですかねぇ?) 関係無いけど、「BIG SHOOT」のおねーさんのコスチュームにドキドキしたのは僕だけじゃないはずー。……ハキムのアフロも良いですね。(笑)
Session#3 「ホンキィ・トンク・ウィミン」
「ウィミン」って書くと何だか分かんないですね。(^_^;;) 一応「Women」。それは兎も角、Honky TonkっすよHonky Tonk。元ネタはローリング・ストーンズ。で、フェイ、初登場の回。どーも林原さんの声がイマイチ合ってないような気がそこはかとなく。……まぁ、Okey Dokeyです。(……スパイクのこの台詞で何故かクレヨン王国を思い出した私って。^_^;;)
Session#4 「ゲートウェイ・シャッフル」
カウビで一番カッコイイ、タイトルだと思います。これは元ネタあるんですかねー。何か映画のタイトルっぽいですけど。……しかし、行き過ぎた環境保護は良くないですね。だから、マグロ漁禁止はしないでね、お願いだから。
Session#5 「堕天使達のバラッド」
ビシャス、初登場。って、どうして敵方の美形って、周りも美形で固めるんでしょうか。(笑) ちなみにバラッドとバラードは違います。ただし、「ballad」と書くとバラッド、「ballade」と書くとバラードと発音しますが、いわゆるバラードは「ballad」で、「ballade」は音楽史的なバラードを指します。(違ったらゴメンなさい。音大出た訳じゃないんで許して。^_^;;)
Session#6 「悪魔を憐れむ歌」
これもストーンズ。この回は何と言ってもブルース・ハープっすねー。その後のスライドギターも○。位相差空間のゲート事故が原因で死ぬことが出来なくなった少年……SFではありがちな設定かもしれませんが、結構好きなお話。
Session#7 「ヘビー・メタル・クイーン」
何かジューダスあたりが歌ってそうなタイトルですが。(笑) しかし、初っ端のヘビメタな曲って、菅野さんが作ったんでしょうか?いやもう、多芸な人ですねぇ。
Session#8 「ワルツ・フォー・ヴィーナス」
ウンッタッターウンッタッターってね。3/4拍子、ワルツですね。その割りにはワルツらしい曲は使われてなかったですけど。しかしこう、妹思いのチンピラってやっぱり死ぬ運命なんすねぇ。しかも盲目の妹。んー。
Session#9 「ジャミング・ウィズ・エドワード」
んぴゅー。(笑) いや、素晴らしいネーミングセンス。……って言うか、女の子がそんな無防備なカッコしちゃイケマセン!アブナイお兄さんがいっぱい、いーっぱいいるからねー。(笑) と言う訳で、エド初登場の回。「あら、あんた女の子なの?」「えへへ」……萌え。(爆死)
Session#10 「ガニメデ慕情」
浪花節の鰹節が何とも。(笑) ジェットの元恋人、アリサが良い女で☆(実は好み。笑) ちなみに、ジェットのあだ名の「Black Dog」はレッド・ツェッペリンの曲。
Session#11 「闇夜のヘビー・ロック」
この回って、エイリアンのパロディですか?どの辺がヘビー・ロックだったのか分かんない、このタイトルは何ですかねー。っつーか、結局あの生き物は何だったの?(笑)
Session#12 「ジュピター・ジャズ(前編)」
……「カウガール・エド」見たかった気も。(笑) このタイトルも不明。んー、ジャズは元々守備範囲外だし。(^_^;;)
Session#13 「ジュピター・ジャズ(後編)」
ジャズっぽいアーシーな感じの何時もと違うEDがぐー。しかしビシャス、極悪人ですねー。……って、次回予告の「一緒に人生、棒に振ってみないか?」ってビシャス役の若本さんっすか?(爆笑)
Session#14 「ボヘミアン・ラプソディ」
ぷにぷにされるエドが可愛いっかったす。タイトルはクイーンの代表的な曲ー。しかし、「ビバップの予告はあてになんねぇからな」ってオイオイ。(笑) ……まぁ、えにうえいざういんぶろー♪さね。
Session#15 「マイ・ファニー・バレンタイン」
恋人たちに送るロマンティック・ラブストーリー……のはずが、これですか。(ホントにあてになんねー。爆笑) しかし、トータス保険にウイットニー・ハガス・松本ですか。(笑) このタイトルも誰かの曲っぽいですが分かりません。
Session#16 「ブラック・ドッグ・セレナーデ」
汗臭いオヤジ達の回。(笑) 上で書いた通り「Black Dog」はツェッペリン。しかし、汗臭い回だ。(笑)
Session#17 「マッシュルーム・サンバ」
カウガール・エドとカウワンワン・アインの回。(笑) 見知らぬキノコは食べちゃ駄目よってお話ですね。
Session#18 「スピーク・ライク・ア・チャイルド」
絶対何かのタイトルだと思うのですが、心当たり無し。(^_^;;) 10年前…あ、いやいや、50年くらい前(?)のフェイが可愛い回でした。(笑) ……つーか犬に予告をやらせるんじゃない!(笑)
Session#19 「ワイルド・ホーセス」
「horses」(馬々)ね。これもローリング・ストーンズ。いやー、大気圏突入は漢の浪漫で。(笑) そう言えば、見終わった後、久々に「カッチョイイー」って溜息ついた回でした。
Session#20 「道化師の鎮魂歌」
んー、江戸川乱歩の世界。(笑) しかしどうしてこう、道化師とか遊園地って「裏」のイメージがあるんでしょうね。偽善や欺瞞の産物っていう雰囲気があるからでしょうか?どうーでも良いけど。
Session#21 「ブギ・ウギ・フンシェイ」
ブギ・ウギ・ベイベー。ブギーっす。如何にも、なゲストキャラのメイファちゃんでした。(笑) んー、ジェット・ブラック36才。満更でもなかったっすねー。役得役得憎いねー。(笑←お、やっかんでる)
Session#22 「カウボーイ・ファンク」
YMCA……「Yung Men's Cowboy Association」だそうです。(笑) スパイクの名字と性格が分かる回……かな?(^_^;;)。どうでも良いけど、アイキャッチがフラッシュ・ゴードンなんですけど。(笑)
Session#23 「ブレイン・スクラッチ」
フェイが入信しちゃった。(笑) 電子移民財団ってなんかレインっすね。早くワイヤードにおいでよーって。いやもう、「Watch more TV」ですね。……あ、「BIG SHOOT」低視聴率で打ち切りだって。(笑)
Session#24 「ハード・ラック・ウーマン」
これは言わずと知れたKissの名曲。エドとフェイの過去の回。この女共(ってスパイクが言ってたけど。エドを女と見てるんでしょうか。笑)って妙なキャラですよね。妙って言うか危なげって言うか、不思議なキャラクターだと思うんです。スパイクとジェットの男共は割合予定調和なところがあるんですが、エドとフェイは何をしでかすかわからないような。そう思うのは私だけ?(笑)
Session#25 「ザ・リアル・フォークブルース(前編)」
ラスト2回。EDと同じタイトルですけど、あの曲、どの辺がフォークでブルースなんでしょ?(笑) ジュリアが良い女で。ええ、良い女ですとも。
Session#26 「ザ・リアル・フォークブルース(後編)」
浪花節ですなぁ。ラストです。このアニメの話の本筋って要は仁義モノですね。(笑) どうでも良いけど、とある本で幾つか感想載せてるの読みましたけど、皆さん分かってないっすねー。この日本に脈々と流れる、素晴らしき仁義の世界を。(笑) これ以上ないラストでした。
Sat, 26 Aug 2000