2001年10月18日
四国運輸局旅客課殿
                          白木 紀久

       松山−高知間高速バス免許申請について。

前略 お忙しいところお手間を頂き恐縮です。松山−高知間高速バス
申請の件は新聞報道など関心を持ってみております。
 先に申請された伊予鉄・高知県交通・土佐電鉄グループに対して、
既存の松山高知急行線を運行するJR四国を交えて、競願か共同運行か
というところで協議事項になる旨新聞報道があった様に思います。
 
 ところで、既存の「松山高知急行線」は周知の様に我が国で唯一JR
グループの鉄道会社が直営するバス路線として、鉄道線との「通過連
絡運輸」やJRグループに共通な指定券予約システム「マルス」にて全
国どこでも瞬時に予約発券が出来るなどの利便性を備えています。

 もちろん以上のような事は最近までごく当たり前の事だったのです
が、JRグループの相次ぐ分社化や路線廃止(撤退)などに伴って、現
在では松山高知急行線が唯一、全国レベルで「通過」連絡出来る路線
として残っています。

 もちろん、利用者としてはどこの事業者が運行しようとも、便利で
使い易ければそれにこした事はないのですが、もし仮に、運行するバ
ス事業者に「既得権益」というものが発生するのであれば当然利用者
にも守られるべき「既得権益」は存在するはずです。
 四国では最近の高速道路の進展や本四架橋の完成などにより様々な
高速バス路線が開業しましたが、昨今の規制緩和を単なる「野放し」
とも受け止められかねない「しまなみ」の失態や高松道進展後の高松
−神戸線の不便さなどもうこれ以上の負担はこりごりです。

 どうか以上のような点をご考慮の上、決して利用者不在の「協議」
になりませぬ事願ってやみません。


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