2001年10月11日
四国旅客鉄道(株)
自動車事業部殿
                           白木 紀久

            なんごく号は競願申請で

前略 お忙しいところお手間を頂き恐縮です。
 松山高知急行線「なんごく号」の件は一連の新聞報道など興味深く拝見
しております。
報道によれば先に申請の出ていた伊予鉄・高知県交通・土佐電鉄グループ
に対して共同運行体制をとるか、JRグループ単独の競願で行くかについて
、四国運輸局も交えて協議事項とのことでした。

 先に開業した高松(丸亀)−新神戸(神戸)間については両社共通区間
での共通乗車などを強く望んでいますが、松山高知急行線に限っては私見
ではJRグループ単独で「強気の!」競願申請で行っていただきたいと願っ
ています。
と言うのも、

1、松山高知急行線は旧国鉄時代から培って来た、つまり、旧国鉄バスの
使命であったところの、鉄道線を短絡・補完する路線であり、これを引き
いだJR四国が既得権益として固持するのが当然である事。

2、鉄道線との「通過連絡運輸」など旧国鉄時代からの規則が活かされて
おり、共同運行化によってこれらの利便性が損なわれる事は利用者にとっ
てたいへん不利益になること。

3、そもそも、高速道経由は既存の松山高知急行線の経路変更であり新規
開設には当たらない事。
 
 などを理由にします。
 
 確かに、3については既に高速道全通の時に経路変更の論議は当然出るべ
きであり、JR四国としてはむしろ遅きに失したところであり、他社の申請を
見てあわててというのはいかにもみっともなしという感に絶えません。

 具体的には現行13往復ある国道経由便のいくつかを高速道経由に乗せ替え、
乗客の動向やローカル客の実態、地元自治体の反応などを見ながら国道経由
便に関しは随時減便・廃止もやむなし。
 
 高速道経由便についても現行の運賃制度、すなわち、鉄道線との通過連絡
運輸、四国Vルート切符など各種企画乗車券類の適応を存置し、国道経由便
に対するコストアップと所要時分短縮に対する付加価値としては「バス指定
券」の料金をアップする事で対応。

 全国マルス発売(この件に高松エクスプレスなどの例について別便で進言
申し上げますが・・)、鉄道線との連絡運輸など今となってはJRグループ唯
一の鉄道とバスを両方経営するJR四国グループにとって他社には無い最大の
アドバンテージだと信じています。

 永年に渡って四国の先輩がたが守り・育てて来た「松山高知急行線」が高
速道経由になって更なる発展をされる事を熱望しております。


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