PSPgo の特徴

 発売二日目にしてPSPgoを購入しましたが、購入前に気になった点があったので、
実際に使用して分かったことを記しました。
 購入していないものについては、ネットで知ったことを記しています。


 記述内容につきましては、私の所持しているPSPgoでの動作についてであり、
仕様変更やシステムソフトウェアアップデート等により、挙動が異なる可能性があります。

実際に試していないと記述している点につきましては、
他のサイト等で、ご確認いただいた方が無難です。

所持しているPSP2000との比較も記しました。


■ PSPgoで できるようになったこと、改良されたこと
(使わないと分かりずらい部分が改良されています。)

・携帯性の向上

 UMDを廃止し、ボタンをスライド格納できるようになったことで、本体サイズが小さくなり、持ち運びやすくなりました。 ただし、ボタンを格納した状態で使いやすいように設計されていないので、操作する際に本体を展開しなければならないことが多いです。
 画面が若干小さくなったので、その分、表示される文字も小さくなりました。


・中断(レジューム)機能の強化

 ゲーム中に「PS」ボタンを押し、[ゲームを一時中断する]を選択すると、中断している状態で他の機能が使えます。中断には多少時間がかかり、他の機能が使える状態で中断できるのはソフト1本のみです。
 [ゲーム][ゲームを再開する]を選択すると、中断前の状態に復帰できます。
 従来のレジューム機能も併用できるので、一時中断中に他のゲームを立ち上げ、電源スイッチのレジューム機能で中断できます。 その場合、電源を入れ直すと、後から起動させたゲーム画面になります。後から起動させたゲームを終了させると、前に中断したソフトを中断前の状態から再開できます。
 一時中断しているソフトがあるときに他のソフトを一時中断すると、中断情報が上書きされるので、後から起動させたソフトの一時中断情報しか残りません。
 [再開する] を選んでから復帰まで10秒程度しかかからないので、特定の一本のソフトのクイックスタート機能として使えます。


・Bluetooth通信機能搭載

 PS3コントローラーが使用できます。 通信設定の際にPS3が必要ですが、PSPgoと同じアカウントのPS3でなくてもかまいません。
 Bluetoothヘッドセットが使用できます。
 現在のところ使用できるプロファイルが限られています。 


・液晶性能の向上

 液晶サイズが小さくなったので、キメが細かくなり、PSP-3000で言われているようなスジも見られません。
 カラースペースが、ワイドとノーマルから選択できます。 カラースペースがノーマルだとPSP-2000と同じような色合いで、ワイドだと色が濃く感じます。
カラースペースは、ワイドで使用しています。


・16Gのメモリを内蔵

 メモリースティックHG-Pro Duo Ultra2相当の動作が可能です。(PSP2000にsandiskのHG-Pro Duo16G Ultra2を入れたものと比べ、ゲームの起動速度がほぼ同じでした。書き込み速度の比較はしていません。)
 メモリースティックマイクロでできて、内蔵メモリではできないことがあります。(Atracファイルの再生など)
逆に、本体メモリでしか扱えないこともあります。


・メモリースティックマイクロスロット搭載

 代わりに、メモリースティックDuoスロットが廃止されたので、それまでのPSPで使っていたメモリースティックDuoを使えません。
高速転送できるメモリースティックマイクロは、まだ発売されていません。

 PS3を所持していると、データ移行の敷居が低くなります。
たいていのファイルは、従来PSPをPS3につなぎ、PS3の本体ハードディスクにファイルを移してから、PSPgoをPS3につないで転送すれば、コピーやムーブ可能です。

■従来PSPでできて、PSPgoで出来なくなったこと
(これを知った上でないと、PSPgoを購入した場合に後悔することがあります。)

・UMDが使用できない

 UMDスロットがなく、外部UMDドライブも発売されていないので、UMD資産を直接利用することができません。
 UMD Passportのサービスがはじまったので、対応したUMDタイトルを所持していて、同じアカウントで使っているPSP(UMD使用可)があれば、安価でDL版を買い足すことができるようになりました。サービスの利用はソフト1枚につき1回のみなので、中古品などでは注意が必要です。【未利用】
 UMD Passportに対応していないソフトの場合、UMDを所持していてもDL購入時の割り引きはありません。
 UMD Passportサービスは、2016年3月31日に終了しました。

 ダウンロードソフトは、同一アカウントに登録した複数のPSPにダウンロードできるためか(一部例外あり)、UMDで発売されてしばらく経たないとDL販売されなかったり、UMDのみしか発売されない場合があります。


・メモリースティックDuoが使えなくなった

 従来PSPとメモリースティックを共用する場合、メモリーティックマイクロが必要です。(高速メモリースティックマイクロがないので、転送速度が遅いようです)

 著作権保護されていないデータは、パソコンやPS3などにつないで、フォルダ操作でドラッグ&ドロップしてコピーできます。

 他のPSPで使っていたデータで、メモリースティックDuoの著作権保護機能を使って記録しているデータは、ファイルの位置がわかりずらく、パソコンでドラッグ&ドロップしてコピーしても利用できません。
ワンセグ録画データなどは、従来PSPをPS3につなぎ、PS3の本体ハードディスクにファイルを移してから、PSPgoをPS3につないで転送すれば、ムーブ可能です。


・そのままではPSP-3000までで使えていたオプションの多くが使えない

 出入力端子は、PSPgo独自のマルチユース端子とヘッドホン端子、メモリースティックマイクロスロットのみです。
コンバーターケーブルアダプターにより、従来PSPのオプションを一部使用できるようになりますが、いろいろと制約があります。


・バッテリーの入れ替えができない

 本体内蔵バッテリーしか使えないので、バッテリーを入れ替えて長時間使用するような使い方ができません。

■PSPgoが苦手なこと
(PSP-2000と比べて使いにくくなったことや、制約のあることなど)

・単体での長時間使用

 バッテリーが入れ替えできず、バッテリー稼動時間も短くなりました。
 従来PSPと比べ、付属の充電器(PSP-N100)以外の使用しながら充電できる手段が限られています。純正クレードルに置いた状態だと、従来PSPと同様の端子からも充電可能なので、従来PSPとほぼ同等です。
バッテリーが少なくなって自動的に電源が切れ、起動しなくなった場合、付属の充電器(PSP-N100)以外で、充電できる手段が限られています。


・オプションを使用しながらの充電

 コンバーターケーブルアダプターや、映像出力ケーブルを使用する場合、 使用しながら充電するには純正クレードルと従来PSPのACアダプターが必要です。


・本体コントローラーの使い勝手がいまいち

 本体コントローラーで激しい操作をすると、レジューム状態になったり電源が切れたりしやすくなりました。
 LRボタンを誤って押しやすい。
 LRボタンを使用するゲームで、あお向けになってプレーする場合、保持するのが困難です。
 音声ファイル視聴時にLRボタンを無効にすることができないので、間違えて他のファイルを再生してしまいがちです。 従来PSPでも同様ですが、LRボタンを間違えて押しやすい分だけ欠点が目立ちます。再生中に「PS」ボタンを押すと、LRボタンで他のファイルを再生することは防げます。
 PSPgoを置いて使ってもいい場合、PS3のコントローラーを購入すると、操作性についてのほとんどの問題が解決します。


・PSPgoを閉じた状態での本体操作

 本体設定でボタンをカスタマイズできないので、LRボタンなど、閉じた状態に使えるボタンに、よく使う機能を割り当てられません。
 パソコンにつないだとき、指示に従ってbluetooth一時解除を許可するためには、本体を開いて○ボタンを押す必要があります。
PS3コントローラーの○ボタンでも、bluetooth一時解除を許可できます。復帰させる際は、PSPgoの「PS」ボタンを押してから、PS3コントローラーの「PS」ボタンを押せば、PSPgoをスライドさせなくてもPS3コントローラーでの操作できるようになります。

 閉じた状態は、あくまでも持ち運び形態と割り切り、家では開いたままで使用し、家から持ち出す場合以外に閉じることはなくなりました。


・オプションの併用

 映像出力端子、USB端子、AC端子が統合されたため、オプションの併用が難しくなりました。
 純正クレードルを用いると、マルチユース端子と従来PSP用のAC端子が使用できるようになりますが、ヘッドフォン端子が使えなくなります。
 あまり実用的な使い方ではありませんが、PSP-2000でできたワンセグ映像を外部モニターに写すような使い方は、今のところできません。 録画した映像は、外部出力できます。


・Bluetooth通信機能に使用制限がある

 コンバーターケーブルアダプターを介してつないでいるオプションを起動している状態だと、Bluetooth通信機能で作動するPS3コントローラーやヘッドセットが使用できません。
 具体的な例を挙げると、ワンセグ視聴時にはPS3コントローラーが使えなくなり、ほとんどの操作をする際にPSPgoを開かなければならなくなります。


・Sony製おでかけ転送対応レコーダーからの地上デジタル放送等のおでかけ転送 【未確認】

 最新型以外の機種で、おでかけ転送に対応しているレコーダーから転送できるかどうかが不明瞭です。
 従来PSPへ転送できていた条件で転送できない場合があるようです。 (後にファームウェアアップデートで転送できるようになる場合もあるらしいです。)
 本体メモリには転送できなくても、メモリースティックマイクロへは転送できる場合があるようです。(M2への書き込みなので、転送速度は遅いと思われます。)


・Atrac関連ファイルの再生

 再生するにはメモリースティックマイクロが必要です。
従来のPSPでもメモリースティックDuoが必要ですが、PSPgoでは本体メモリがあるのにもかかわらず再生できないので、メモリースティックDuoが流用できないことも考慮すると、苦手と言っていいと思います。
2020年現在、SONYでダウンロード可能な楽曲管理ソフトですらAtrac関連ファイルを扱えなくなったので、いまでは特に問題ないかもしれません。



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PSPgo の購入前に知りたかったこと

 PSPgoを購入する前に、自分が気になっていたことを記します。

 記述内容は、私の所持しているPSPgoでの動作、感想で、あくまでも主観です。
仕様変更やシステムソフトウェアアップデート等により、挙動が異なる可能性もあります。


Q.スピーカーの最大音量は、PSP-2000と比べてどうか?

 PSPgoのスピーカーの最大音量は、音質は多少異なりますが、PSP2000と同じくらい出ているような気がします。
 音が小さめな動画の音が、最大音量にしても小さくしか聞こえませんでしたが、[設定][サウンド設定]の[ダイナミックノーマライザ]を[入]にすると、普通に聞こえるようになりました。(PSP-2000でも[入]にしていました。)

Q.中断機能で中断している状態からの復帰は、どのくらいかかるか?

 ゲーム中断からの復帰は約10秒程度。中断する際には、20秒弱くらいかかります。
起動に時間がかかるソフトもあるので、よく使うソフト一本のクイックスタート機能としても使えます。 ゲーム以外の機能を多用する私にとって、思った以上に便利な機能でした。

Q.スライド機構の耐久性 は?

 スムーズにスライドします。耐久性は分かりません。
収納時には操作性が低下するので、家から持ち出す時以外、収納状態にすることはなくなりました。

 2020年 3月現在、特に問題はありませんが、開閉頻度が極端に少ないため、耐久性については何とも言えません。

Q.マルチユース端子を抜き差ししたときの耐久性

 マルチユース端子と本体の接続は思ったよりも抜き差ししやすく、手持ちのSONYのデジカメの端子よりも丈夫そうに見えます。 純正クレードルとの接続は、はじめはやりにくい気もしましたが、慣れました。

Q.充電、オプションの装着、ヘッドホンでの視聴など同時にできるか?

 マルチユース端子へ接続する機器が多く、充電する際もマルチユース端子を用いるので、他のオプションをつなぎながら充電するには、従来PSPのACアダプターを接続できる PSPgo用 クレードル(PSP-N340)と、従来PSP用ACアダプターが必要となります。 PSPgoを専用クレードル(PSP-N340)に接続していると、ヘッドホン端子が使えなくなります。
 PSPgo用 クレードル(PSP-N340)にAVケーブルをつなげた場合、PSPgoのディスプレイに切り替えた場合でも音声は外部出力され、PSPgo本体のスピーカーからは音が出ません。外部出力した機器にヘッドホン端子があれば、ヘッドホンをつないで使うことができると思われます。【外部出力の有無は確認しましたが、外部出力した機器にヘッドホンをつなげて使用できるかどうかは未確認です】 



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PSPgo のオプションについて

 PSPgoのために購入した物や、自作した物の使用感などについて

 記述内容については、私の所持しているPSPgoでの動作、感想で、あくまでも主観です。
仕様変更やシステムソフトウェアアップデート等により、挙動が異なる可能性もあります。


ディスプレイ保護フィルム

 フィルムを貼ると安心感があるので、他社製の物を PSPgo 購入後すぐに貼りました。
気泡が入ったり、まわりが浮いていたりしますが、画面の保護が目的なので気にしていません。

ポーチ&ストラップ

 持ち運びの際に傷つきにくくするために、ポーチ&ストラップを購入。 保持しやすくなり、安心感もあるので、私にとってストラップは必需品です。

SanDisk メモリースティックマイクロ 16GB

 数時間先の地上波デジタル番組を気軽に録画、視聴する場合、PSPgoのワンセグ録画機能を使うようになったので、本体のメモリだけでは心もとなく、2010年7月、メモリースティックマイクロ16Gを購入しました。

 本体メモリとメモリースティックマイクロのワンセグ録画の内容を相互にムーブ(移動)させることができ、メモリースティックマイクロのDuo用アダプターを使うことで、メモリースティックマイクロに入ったデータをPSP-2000など他のPSPでも利用できます。著作権保護されていないファイルは、移動でなくコピーとなります。
 PSP-2000ともデータを共用することを想定して、念のためメモリースティックマイクロのフォーマットをPSP-2000で行いました。

 Xアプリでは、PSPgoの本体メモリには転送できませんが、メモリースティックマイクロが挿入されている場合は、メモリースティックマイクロに転送することができます。パソコンがクラッシュしたため、著作権保護されたAtracファイルが使えなくなってしまい、著作権保護されたAtracファイルが転送できるかは確認していませんが、ソニックステージCPで作ったプレイリストを転送すると、プレイリストの順番で再生することができます。

 メモリースティックマイクロの転送速度は遅いと思いますが、Xアプリのプレイリストと、使用頻度の低いデータのみメモリースティックマイクロに転送し、頻繁に書き換えるデータは本体メモリに保存することにしたので、今のところ不便は感じません。 メモリースティックマイクロを物置のように使っています。  

PS3用 コントローラー デュアルショック3

 Bluetooth通信機能により、コタツの中や、布団の中からPSPgoを操作できます。
通信設定の際にPS3が必要ですが、PSPgoと同じアカウントのPS3でなくてもかまいません。
 PSPgoを置いて使用してもいいような場合、PS3のコントローラーを購入すると、操作性についてのほとんどの問題が解決します。
 ただ、コントローラーを見ないで操作したり、適当にコントローラーを置いたときにLRボタンが触れて反応してしまうことがあります。Podcastを聞いているときにLRを押すと、ファイルの頭に戻ったり、次のファイルになったりするので、音声ファイルを聞いているときにLRボタンを無効に設定できる機能が欲しいです。(使い勝手は悪くなりますが、音楽再生中にPSボタンを押すと、LRボタンで曲が変わることは防げます。)
 コンバーターケーブルアダプター(PSP-N440)でつないでいる機器を起動している状態では、Bluetooth通信機能が使用できなくなるので、ワンセグやカメラを使っているとPS3コントローラーが使用できません。

 PS3を所持していないので、デュアルショック3に対応している充電器で充電しています。パソコンや待機状態のWiiなどのUSB端子でも充電可能ですが、一般のUSB充電器では充電できませんでした。

 PSPgo購入検討時、購入時は、PS3コントローラーの購入など少しも考えていませんでしたが、間に物があったり、手元を見なくても操作できるので、手放せない冬用周辺機器となりました。
 作業時用に、防水、防塵仕様のXMBの操作できるBluetoothリモコンを是非作ってもらいたいです。

ACアダプター(CECHZA1)

 USB機器を2つ同時に充電できるソニーのACアダプターです。
PS3用コントローラーも充電できるので購入しました。(普通のUSB充電器では、充電できないものが多いようです。)
表示されている出力は、5V 500mA 、 5V 500mA となっており、2つあるUSBスロットごとに上限があるようです。

 電源ケーブルや、USBケーブルは、使いやすい長さの物に交換して使用しています。
電源ケーブルが、PSPやPSPgo、手持ちのネットブック、手持ちDVDプレーヤーのACアダプターと共通なので、そのつど使う充電器に差し替えて使えて便利です。

 PSPgoの充電は可能ですが、出力がPSPgo付属ACアダプター(PSP-N100)の出力(表記では 5V 1500mA)よりも低いためか、PSPgo付属ケーブルではPSPgoを充電しながら使うことが出来ない仕様になっています。

コンバーターケーブルアダプター (PSP-N440)

 従来PSPのUSB端子を介して接続する機器を使用する際に必要になります。
コンバーターケーブルアダプター(PSP-N440)を介して接続している機器を起動すると、Bluetooth通信機能が使えなくなります。
コンバーターケーブルアダプターに接続した機器を使用しながら充電したい場合は、PSPgo用クレードル(PSP-N340)と従来PSP用のACアダプターが必要になります。


 2010年7月ごろ、常にコンバーターケーブルアダプターをクレードルにつないだままにし、ワンセグチューナーなどをつないで、クレードルにセットするとワンセグ録画、充電をできるようにしていました。
 本体にコンバーターケーブルアダプターを装着することはないので、しばらく前に、コンパクトにするためコンバーターケーブルアダプターのプラスチックの本体への取り付け部分を削り取り、分解して、コードの向きを反対に変えました。すっきりしてせまい場所にも置きやすくなったので、気に入っています。
保障などは効かなくなると思われ、破損したり、危険な場合も考えられますので、加工の際は自己責任でお願いします。

小型化したコンバーターケーブルアダプター


PSPgo用 クレードル (PSP-N340)

 マルチユース端子を用いたオプションと従来PSP用の充電器(PSP-100)をつなげての使用が可能になりますが、ヘッドホン端子が使えなくなります。
PS3コントローラーと組み合わせると、持ち運び可能な画面の小さな据置機として使えるようになります。
コンバーターケーブルアダプターとワンセグチューナーをつけた状態でも接続できます。

 2011年1月ごろ、PS3とトルネで録画した番組をリモートプレイ視聴するようになったため、ワンセグチューナーを使うことがほとんどなくなり、クレードルをPSP-2000用充電器(PSP-100)につないだだけで使用することが多くなりました。

 2011年5月現在、節電のためトルネ録画した画像をPS3とPSPを直接つないで転送するようになり、リモートプレイ機能さえ使わなくなりました。
電波の良し悪しやタイムラグを気にせずにすむので、かえって快適だったりします。

PSP-2000用 充電器 (PSP-100)

 PSP-2000の付属品です。単体でも販売されています。
PSPgo用 クレードル(PSP-N340)に接続すると、クレードルでマルチユース端子を使用しながら充電できるようになります。 PSPgo付属の充電器(PSP-N100)のコンセント接続部とコンセント接続コードを交換することもできます。
表示されている出力は、5V 2000mA です。

ゲームテック PSP go用USBケーブル「データ転送&充電ケーブル」

 PSPgo用のUSBケーブルです。
PSPgo付属のケーブルでは、PSPgo用充電器以外から充電する場合、使用しながら充電できませんが、このケーブルでは手持ちのUSB充電器から使用しながら充電できました。

 このケーブルを使用すれば、エネループスティックブースター(KBC-D1BS)でもPSPgoを充電しながらの使用が可能です。(PSPgo付属のケーブルでは不可)

 PSPgo付属の充電器の出力は1500mAなので、出力の低いUSBポートで電力を多く使う操作をしながら充電するような場合、電力の供給が間に合わないなどの問題が出てくるかもしれません。 内臓バッテリーへの負荷を考えると、できればスリープ状態か電力消費の少ない状態で充電した方がいいと思います。
純正クレードルに このケーブルを使ってPSPgo付属の充電器とつないで充電しようとしても充電できません。

充電にはクレードルを使うことが多く、クレードルを使わない場合はPSPgo付属の充電機で充電するので、このケーブルを使う機会はほとんどありませんでした。

PSP go用巻き取りUSB充電ケーブル クールクラウン

 PSP go用の巻き取りUSB充電ケーブルです。エネループスティックブースター(KBC-D1BS)と一緒に持ち歩くために購入しました。
ケーブルの特性はゲームテックのケーブルと変わらず、エネループスティックブースター(KBC-D1BS)につなぐとPSPgoを使用しながら充電できます。

エネループスティックブースター(KBC-D1BS)

 非常時のためにエネループスティックブースターを購入しました。
エネループスティックブースターは、単三のエネループ充電池2本を入れて使用するUSB充電器です。
ケーブルがあればUSB接続できる他の機器の充電もできます。(できないものもあるかもしれません)
FOMA携帯やMP3プレーヤーも充電できるので購入しました。

 ゲームテック PSP go用USBケーブル「データ転送&充電ケーブル」でPSPgoとつなぐと、充電しながら使用できます。(PSPgo付属のケーブルでは不可)
エネループスティックブースターでPSPgoに給電する場合、エネループなどのニッケル水素充電池の他にアルカリ電池と入れ替えて給電できることを確認しましたが、ラジオ付属のマンガン電池と入れ替えても給電できませんでした。他のマンガン電池と入れ替えて給電できるかは確認していません。

 単三アルカリ電池2本でも充電可能なので、外出先でPSPgoのバッテリーが切れて使えなくなる事態はほとんどなくなりそうです。ケーブルを忘れなければですが…
エネループスティックブースターはあってもケーブルを忘れたため、バッテリーが減って使用を控えたことがありました。

 短いFOMA用ケーブルと短いminiUSB用ケーブル、PSP用巻取りケーブル、PSPgo用巻取りケーブル、単四電池用単三電池変換スペーサー2本は、エネループスティックブースターと一緒の袋に入れて持ち歩いていました。

CYBER・乾電池アダプタ(PSP用)  注・PSPgoには使用できません

 乾電池4本でPSPを充電できるUSB充電器です。PSP(1000〜3000)用のUSBケーブルは付いていますが、PSPgo用のケーブルはついておらず、PSPgoには使えないと明記されています。
 試しに充電器にエネループ4本を入れてゲームテックのケーブルでPSPgoにつないでみたところ、一瞬電源ランプがオレンジに点灯するものの、すぐに緑に変わるので、充電できていないようです。
PSP2000につないだ場合、一応充電はできるもののエネループスティックブースター(KBC-D1BS)ほど安定して充電できず、充電が完了していなくても電源ランプが緑色になり充電されないような場合があります。

 1000円程度だったので購入しましたが、このUSB充電器を持ち歩くことはなさそうです。付属のPSP用充電ケーブルは普通に使えるので、エネループスティックブースターにつないで使うにはいいかもしれません。

 この商品と比べてはじめて、エネループスティックブースター(KBC-D1BS)の優秀さに気づきました。


 本来、使えないものを記述するべきではないのですが、PSPgoに対応していないけれども他のケーブルを使えば充電できそうで、にもかかわらずPSPgoで充電できないことを確認したのであえて記述しました。

AV出力ケーブル (PSP-N150)

 AV出力ケーブル(PSP-N150)で画像出力しながら充電したい場合、PSPgo用クレードル(PSP-N340)と従来PSP用のACアダプター(PSP-100)が必要になります。映像を本体ディスプレイに切り替えている場合でも、音声はケーブルに出力され、PSPgoの本体スピーカーからは音が出ません。ケーブルをPSPgo本体に挿した段階でPSPgo本体からのボリューム調整、音質調整はできなくなります。

 AVケーブルのため、かなりにじむ印象で、特にPSP用ゲームの場合、本体のディスプレイの方が綺麗で、遊びやすいです。
ゲームアーカイブスのゲーム画面とそれ以外の画面では、出力される横幅の比率が変わるため、適切な比率にするにはテレビ側の設定でノーマルとワイドを切り替える必要があります。 PSP用のゲームは、どちらの設定でも上下左右に黒い部分ができます。
 PSPgoの画面をテレビに大きく映せるというメリットはありますが、画像がかなり劣化するので、あまり使っていません。
 PSPgoのD端子ケーブルは購入していませんが、PSP2000用のD端子ケーブルは所持しており、D端子出力では、PSPgoをAVケーブルで出力した場合と比べ、かなりくっきりした印象で、ゲームをする場合もぼやけた印象がありません。機器が対応しているのであれば、D端子ケーブルを使って画像出力した方がいいです。

 PSPgo、デュアルショック3、クレードル、従来PSP用充電器、画像出力ケーブルを組み合わせてテレビにつなぐと、薄型PS3より高価で、割高な据置機になりますが、つないだテレビによっては操作にタイムラグが生じるため、音ゲーなどタイミングがシビアなゲームをするには厳しい場合もあるかもしれません。

 PS3とPSPgoをつなぐと、PS3からPSPgo内の動画や画像のファイルを操作してテレビに映すことができるので、PSP専用ゲームをテレビに映す場合以外にテレビにPSPgoを直接ケーブルでつなぐ必要がなくなりました。

PSP go COMPONENT + COMPOSITE AV CABLE WITH USB(バルク品)

  PSPgoを充電しながらコンポーネント出力またはコンポジット(AV)出力できるケーブルです。
クレードルなしでも画像出力しながら充電することができます。
オークションで見かける海外版クレードルで出来ることをこのケーブルのみですませられるというコンセプトの商品のようです。

 このケーブルでは画像出力とPSPgo付属の充電器による充電が同時にできるようになりますが、クレードルのマルチユース端子を介してPSPgoにつなぐと充電できません。クレードルで充電する際はPSP用の充電器が必要になります。


 プラスチックのパッケージに入っていましたが、バルク品だったためか台紙や説明書はなく、コード同士やコードをまとめるビニール被覆針金がくっついていて、くっついた部分をはがすとケーブルの内側のコードの被覆が露出してしまいました。  完全な不良品ではありますが、被覆がはがれた部分を絶縁テープで覆えば問題なさそうだったので絶縁テープを14箇所くらい巻きました。さほど傷んでいない箇所にも巻いたとはいえ、この損傷具合は尋常じゃありません。とはいえ、正常動作は確認しました。

 PSPgo用のD端子ケーブルが手に入らなかったために「コンポーネントからD端子への変換ケーブル」と共に購入したもので、コンポーネントとD端子の変換ケーブルも購入し、コンポーネント端子をD端子に変換して動作することも確認しました。



 このケーブルをPSPgoに接続し、音声出力だけ機器につないで出力すると純正ケーブルと異なりPSPgo本体からもボリューム調整できます。画像出力もした場合は、純正ケーブルと同じくボリューム調整できなくなります。
 「PSP go COMPONENT + COMPOSITE AV CABLE WITH USB」でクレードルを介してスピーカーにつないだ場合、ヘッドホン出力からと同じようにPSPgo本体でもボリューム調整できます。クレードルに置くとヘッドホン端子が隠れてしまうので、スピーカーで聴く時に手元でボリューム調整できて便利です。(クレードルを使わないなら、ヘッドホン端子からスピーカーにつないだのと同じ。)
AV映像出力とコンポーネント映像出力は、ケーブルの途中についたスイッチで切替できます。


 もともとごちゃごちゃしているケーブルですが、D端子変換ケーブルをつないだり使わないピンジャックにカバーをつけたりしたので、下の画像のように、さらにごちゃごちゃしたケーブルになってしまいました。



コンポーネントからD端子への変換ケーブル(YF2-03)

 PSPgo用のコンポーネントケーブルのコンポーネント端子をD端子に変換するためのケーブルです。
PSPgoのD端子ケーブルが手に入りにくくなったため、「PSP go COMPONENT + COMPOSITE AV CABLE WITH USB」と共に購入しました。

 名前の通り、コンポーネント端子をD端子に変換してD端子のある機器に接続できるようになります。
PSPgo用のD端子ケーブルが品薄なので、売れ残っているコンポーネントケーブルにつなげるとPSPgoからD端子出力できるようになります。

 レグザのポータブルズーム機能が働くことも確認しましたが、接続したレグザでは遅延もあまり気にならず、快適にゲームできました。


F座型端子変換ケーブル

 PSPでワンセグを安定して受信するため、ワンセグチューナーのアンテナ端子に F座型端子変換ケーブルを介して屋外アンテナ端子や室内テレビアンテナにつないでいます。 

室内テレビアンテナ(日本アンテナ AR-200SP)

 VHFロッドアンテナ2本とUHFループアンテナを組み合わせたアンテナです。
 PSPのワンセグ用ロッドアンテナ2種のAmazonレビューが微妙だったので、1000円くらい足して地上波デジタル放送対応の室内テレビアンテナを購入しました。

 VHFロッドアンテナは、VHFと名をうっていますが、UHFのワンセグでも使った方が感度が上がります。
特定の局の感度を上げたい場合、2本のロッドアンテナを同じような方向に向けたり、アンテナを伸ばさない方が感度が高い場合もあり、伸ばした方がいいのか伸ばさない方がいいのか、いまだによく分かりません。100円ショップで買った金属トレイを下に敷くと、受信感度が良くなりました。
 局によってアンテナの方向を変えなければならない場合もあり、人や物が移動して、電波をさえぎると受信しずらくなる場合があります。(時間帯にも左右されるようです。)

 PSPgo用クレードルにコンバーターケーブルアダプター(PSPgoに装着せずに寝かせておく)、ワンセグチューナーをつなげ、ワンセグチューナーのアンテナ端子にF座型端子変換ケーブルを介して室内テレビアンテナをつなげ、クレードルに従来PSP用ACアダプターもつなげて、ワンセグと充電のできるクレードルとして使用しています。

 録画した番組は、ワンセグチューナーを外しても動画として視聴できます。

 PS3とトルネを購入後は、そちらで録画してPSP(PSPgo)でリモートプレイで視聴するようになり、ワンセグチューナーを使う機会は、まずなくなりました。

 とはいっても、他で録画予約しきれない場合や、画質が悪くても動画の容量を小さくしたい場合などにワンセグ録画の利用価値はあると思います。

 PSP(PSPgo)でワンセグ録画したデータは、PS3にムーブできます。メモリースティックの容量が足りなくなってきた場合は、PS3に退避させるといいです。
 PS3を経由させることで、パソコンでは移動させられないデータの、PSPgo内蔵メモリ、メモリースティックマイクロ、メモリースティックDuo間のデータの移動ができるようになります。パソコンとPS3を経由させれば、ほとんどのデータの移動ができるようになるので、PSPgo導入の敷居が下がります。

ワンセグ充電クレードル



PlayStation3
 +torne
 +外付け3.5インチUSBハードディスク 1.5T

 PlayStation3にtorneとハードディスクをつないで地上波デジタル放送を録画できるようにしました。ハードディスクの容量に余裕を持たせるため、外付けハードディスクをつなげました。 外付けハードディスクには、トルネとの相性が悪い物もあるようなので、相性がよさそうなものを選んだ方が無難です。
 PSPgoでのリモートプレイを前提に購入したので、誰が何と言おうと私にとってはPSPgoのオプションです。実際、使用時間はPSPgoの方が圧倒的に多く、家族共用の居間に置いているので、ゲームをすることは ほぼありません。


 torneは番組検索機能が充実していて、ログインしてtorneで録画予約している人の中での録画予約数ランキングも分かるので、注目されている番組が探しやすく、この番組表で存在を知り、他のHDレコーダーで録画することも少なくありません。ただし、torneにログインしている人の録画予約ランキングのためか、上位にアニメが異常に多いです。
 自分もログインしない限り録画予約ランキングを見ることが出来ないので、多くの人に録画予約情報を提供させる仕組みとしては良く出来ていると思います。

 トルネで録画した番組は、PSP(PSPgo)用にエンコードして転送することもできます。エンコード転送時間は録画時間の半分程度です。高画質でエンコードする場合だと、2時間番組で1Gくらい容量になります。


 PS3とPSP(PSPgo)との連携ですが、PS3にはリモートプレイという機能があり、PS3や無線LAN経由でPSP(PSPgo)からPS3を操作することができます。(インターネット経由でも可能のようですが、未確認。インターネット経由ではトルネ視聴不可とされています。)
PS3のゲームや一部機能は操作できませんが、torneを起動させて地上波デジタル放送や録画した番組をPSP(PSPgo)の画面で見ることができます。

 ただし、PS3のリモートプレイ使用中は、PS3などの分も電力を消費しているため、PSP本体だけで使用するのと比べて大幅に消費電力が増えます。 PS3+トルネで録画番組を視聴する場合、BDレコーダーなどと比べて、2〜3倍以上は電力を消費しています。 HDレコーダーで録画して、DVDに焼き、ポータブルDVDプレーヤーで見た方が、合計した消費電力は、かなり少ないと思います。
 PS3のリモートプレイ待機時の消費電力もばかになりませんが、PS3につないだテレビを視聴中でも離れた部屋からPSPgo(PSP)でリモートプレイを起動できる誘惑には勝てませんでした。
PS3を使ったリモートプレイでは消費電力がかなり増えるのですが、一度味わってしまった便利さにはなかなか抗えません。


 PSP(PSPgo)用のデータは、PS3にコピー、ムーブして管理することもできます。
ワンセグ録画データや、トルネで録画してPSP用にエンコードしたデータ、PSNでレンタルしている動画データなどの著作権管理されているデータもムーブすることができます。(すべては確認していません)
著作権管理されたデータを外付けハードディスクにムーブしたい場合、著作権管理機能のある外付けハードディスクでないとムーブできないようです。


 2011年5月ごろ、節電のためPS3をPSP(PSPgo)からリモートプレイできない設定にし、トルネで録画した番組をPS3とPSPgoをUSBケーブルでつないで転送するようになりました。
PS3でエンコードしてPSPgoへ転送する時間は、録画時間の半分程度です。PS3を起動させる時間は、録画時間と転送する時間を合わせて番組時間の1.5倍程度ですみます。何度も繰り返し見る番組ほど、リモートプレイで見るよりも転送して見た方が電力消費が少なくてすみます。
リモートプレイ機能を使わないと、操作のタイムラグや、電波の強弱を気にせずにすむというメリットがあり、どこでもストレスなく視聴できるので、むしろ快適です。

 2011年7月ごろ、6月末にパソコンを買い換えたのでパソコンの消費電力がだいぶ減りました。PS3が70W+トルネとハードディスクの電力消費なのと比べ、新しいノートパソコンだとDVD視聴時の消費電力が20W程度なので、大電力を使うPS3での録画を積極的には使わなくなってきました。地デジの視聴はDVDレコーダーで録画してパソコンで視聴ということになりそうです。



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PSPgo用 自作スタンド

 PSPgoを置くにはスタンドが必要なので、自作してみました。
2010年10月現在、専用クレードルに置いて視聴、充電することが多いです。


自作スタンド Ver.1

 PSPgo購入直後、針金ハンガーでPSP-2000用に作ったスタンドを曲げ直し、PSPgoを置けるようにしました。
あくまで間に合わせなので、自作スタンドVer.2を作ってからは使用しなくなり、ゴミに出しました。

自作スタンド Ver.1


自作スタンド Ver.2

 手近にあった細長いダンボールを使いやすそうな角度に曲げ、ホチキスとセロテープで止めて作ったスタンドです。
 操作時はPSPgoを手に持って操作し、それ以外の時は置いておくような場合、使い勝手がいいです。 PSPgoを単体で使用する場合に使用していました。

 ゆがんでしまっても補強しながら使っていましたが、2012年に入って市販のスマートフォンスタンドにすべり止めを貼ったものを主に使うようになり、とうとう捨てました。

自作スタンド Ver.2


ねじねじ棒

 ねじねじ棒とは、100円ショップなどで取り扱われている自由に折り曲げられる棒です。
 PSPgo用にねじねじ棒スタンドを製作し、そのおかげで家の中で自由に持ち歩けるようになりました。 操作が必要なときにPSPgoのみを持って操作し、操作しないときに置く使い方をする場合、純正クレードルにセットするより使いやすいです。
置いた状態でも、マルチユース端子とヘッドホン端子が使用できます。

 「みんなで読書」のような画面を縦長に使うソフトをPS3コントローラーで使えるように、開いたPSPgoを縦置きすることもできます。 静止画のソフトなのであまり意味がないと思うかもしれませんが、限られたものしか読めないとはいえ、コタツに手に入れたまま読書ができるので、私にとってはけっこう重要です。(閉じた状態での縦置きはできません。)

 2011年1月 ふとんに入ってPS3コントローラーで操作する際にPSPgoを開いた状態でななめ置きして使っています。純正クレードルではヘッドフォン端子からの外部出力ができませんが、このスタンドでは斜めに立てかけても充電とヘッドフォン端子からの外部出力ができます。

PSPgo用 ねじねじ棒スタンド



 2011年5月ごろ、このスタンドをもっぱら枕元に置き、PSPgoを斜め置きにして横になりながら視聴するのに使っていました。PSPgoを開いて置くには安定性がいまいちなので、他の用途には使わなくなりました。



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