メカコレクション No.1 ヤマト




 宇宙戦艦ヤマト メカコレクションNo.1のヤマトです。
いまでこそ 定価 210円(税込み)ですが、発売当初は100円で売られていました。
特にスケール表記はなく、大きさは13cmくらいです。

 このシリーズをはじめて作ったのは、幼稚園〜小学校低学年頃です。
当時、ヤマトのアニメ、映画を見た記憶はなく、年上のいとこの影響で作っていました。
 その頃はパーツを爪切りで切り離し、キット付属の接着剤で接着して組み立てていました。デザインナイフでパーツを整形したり、ペーパーがけをするなどという知識はありません。塗料や道具を買う余裕があるのなら、その分で他のキットを購入していたことでしょう。
接着剤がはみ出しまくったり、位置決めがきちんとできず、出来上がったのはぼろぼろなものでした。

 いつかきちんと作ろうとコレクションシリーズを何個か積んでいたのですが、今年の5月にメカコレクションシリーズの「駆逐艦」、「巡洋艦」を製作し、このシリーズへのリベンジを果たしました。加えて、主役の「ヤマト」を製作することで、メカコレの在庫を消化すると共に、このシリーズへの決着をつけることにしました。

 まずは左右張り合わせの部分をしっかりと接着し、時間を置いて、上面のパーツを隙間なく接着しました。シリーズはじめのキットのためか、合いが悪いので、段差になっていしまった部分はペーパーがけしてならしています。
 このキットは、小スケールのため省略された部分が多いのですが、大幅に手を入れる気はありませんでした。後部のノズルを追加する程度で、他は手を入れずに製作するつもりだったのですが、とある方から、艦橋のアンテナがある方がいいということと、羽が収納されている方がいいとのご指摘を受け、そのようにしました。ついでに甲板のアンテナもプラ板で作り直しました。
このことにより、だいぶ見栄えが良くなった気がします。
スジが凸モールドの部分がありますが、加工時に消えてしまった部分はモールドを再生させることなく、そのままになっています。
カタパルトを真鍮線接続をにし、塗装や接着をしやすくしました。

 塗装は、グレーの部分を下地(ファントムグレー)に以前調色したグレー2色の吹き重ね、赤の部分を下地(艦底色)にガンダムカラーレッド1の吹き重ねで表現しました。
ほとんど組んだ状態でスミ入れを行ったので、入り組んだ部分のふき取りと、その際に出たカスのクリーニングが面倒でした。
主砲と副砲の砲口は、塗装で表現しています。

 「駆逐艦」、「巡洋艦」を製作済みだったので、塗装もその手順に準じて行い、ほぼ、想定していたイメージで完成させることが出来ました。
はじめに作ってから30年近く経ちましたが、ようやく、ヤマトメカコレクションに対する敗北感を払拭することができました。











塗装レシピ (基本的にMrカラー)


 グレー :CG101 ファントムグレー(ガンダムカラー)
       →適当に調色したグレー2色の吹き重ね

  :29 艦底色→CG02 レッド1(ガンダムカラー)の吹き重ね

 水色 :34 スカイブルー

  :適当に調色した緑

 スタンド :71 ミッドナイトブルー

スミ入れ終了後、全体にフラットクリアーを吹きました




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