1/100 MG ガンダム Ver.2.0(部分塗装)




 部分塗装ではありますが、ひさびさの1/100 マスターグレードのガンプラの完成品です。

MG Ver.2.0シリーズを買うのは、ザクでさえ自制していましたが、発売前の情報と、発売後のネットでのレビューを見てガンダムVer.2.0を買ってしまいました。
 MGガンダムの中では最もアニメ寄りのデザインの外観と、その外観からは想像できない可動範囲は驚きです。 スライド金型を多用しているため、主な外装部分でデザインにない分割になっているのは武器の一部くらいしかありません。 

 膝関節の前側、股関節の後ろ側など、それまではグレーのことが多かった部分が白くなっていたので、組み立て中に気になりましたが、ポーズをつけてみると関節の可動によってグレーの面積が増えないようにする配慮だと感じました。大きく関節を曲げた場合でも白いモビルスーツという印象が損なわれません。
 細かい部分に気になる点はありますが、可動とアニメ寄りのデザインを両立させた点において、これ以上望むのは野暮なのではないかと感じました。
 ここまで驚かされたのは1/60 PGガンダムを組んだ時以来です。 PGガンダムは、その作業量と重力対策におじけずき、仮組みだけに終わりましたが、今回は完成させることを前提に、ペーパーがけをしながら組み立てました。

 とはいっても、私がプラモデルをほぼストレートに製作する場合、たいていはオークションに出品することになります。 コアファイターの変形や関節部分の設計がタイトな中、全塗装をすると、動かした時に塗装のはがれが想定されるので、成型色のままですむ部分は出来るだけ成型色を生かし、部分塗装で製作することにしました。
比較的、気軽に動かせるようにするのが今回の方針です。
 装甲を外したり分解したりすると関節がゆるくなったり、外れやすくなったりするので、内部構造に見せ場を作るのは止め、関節部は成型色のグレー一色にして、外装をつけて見えなくなる部分はディティールがあっても塗装はしていません。外れやすい部分は接着固定しています。

 製作、塗装に関しては、ほぼストレート組みなのでほとんど書くことはないのですが、アニメ本編のイメージを尊重したうえで、ギミック部分はなるべく成型色のままですむような配色にし、Ver.2.0のディティールを生かす方向で作業しています。 色味の違う部分のほか、ゲート跡が白くなってしまっているのが目立つ青の部分と、拳の部分などは塗装しました。
アムロ3体は全塗装しています。画像が斜めからなのは、マニュアルのVの文字が書いてあるのが見えるようにするという姑息な理由です。

 完成させると、購入前の期待に違わぬ出来でした。
MGを完成させたのは、2002年のマスターガンダム(MS以外のメカではMGガンキャノンのコアファイター 、付属フィギュアではMGストライクフリーダムガンダムのキラ&ラクス)以来です。
最近は滅多にMGを購入することはなく、ここ2〜3年、完成させるのを前提に購入したMGは、ガンダムの他にはクロスボーンガンダムX1 Ver.Kaだけです。
ガンダムを先に完成させましたが、クロスボーンガンダムも部分塗装で完成させたいと思っています。

 ABS関節は、仮組み、分解を繰り返す度に関節がゆるくなっていく印象があるので、ギミックが多い物やこすれる部分が多い物ほど、きちんと塗装するのがはばかられるようになってきました。 外すことを想定していない部分もあるので、なるべく分解しないですむように、組み立て、塗装の手順を組む必要がありそうです。 















塗装レシピ (基本的にMrカラー)
[主に足りない色を部分塗装]


  :ブルー3(旧ガンダムカラー ガンダム用)

 コアファイター黒 :CG101 ファントムグレー(ガンダムカラー)

 グレー :CG100 グレー24(ガンダムカラー)

 武器グレー :CG50 グレー11(ガンダムMk2 黒 用)

 デュアルセンサー :CG03 イエロー1(ガンダムカラー)→GX100 スーパークリアーV

 メインカメラ :CG02 レッド1(ガンダムカラー)→GX100 スーパークリアーV

 ジャベリンビーム部 :204 蛍光ピンク→GX100 スーパークリアーV



他の色は適当に調色した色などです

スミ入れ終了後、全体にフラットクリアーを吹きました




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