花ごよみ 平成24年 1月 下旬
仏手柑(ぶっしゅかん)

ミカン科ミカン属。
まさに仏の手・・・ぎょっ、すごい形の実ですね。
仏像の垂れた手の先のように裂けた形、不気味ですね。
和歌山県では実際に栽培され、実は中の方まで皮ばかりで、生食をするよりも、砂糖漬けにして食するのが一般的のようです。
生食するにしても、勇気がいりそうですが・・・。
香りが良く、縁起物や生け花として使われています。

Date: 2012/01/16(月)

エピデンドルム
ラン科エピデンドルム属。
ブラジル、パラグアイ、西インド諸島などに分布する着生蘭の一種です。
カトレアに近い品種の欄で、折り重なる葉の形に面白さがあります。
約千種類以上あるといわれ、草形、花形、花色はさまざまで変化に富んでいます。

花言葉は、判断力です。

Date: 2012/01/17(火)

冬苺(ふゆいちご)

バラ科イチゴ属。
やや日陰地の常緑樹の林内や道端に生える植物です。
常緑の蔓性で、蔓には棘があり、葉は互生です。
秋に白色の花をかたまって咲かせます。
冬に果実が赤く熟し、食することが出来ますが、すっぱさ感があります。
しかし、赤色の実は寒い冬の風物詩ですね。

Date: 2012/01/18(水)

蝋梅(ろうばい)

ロウバイ科ロウバイ属。
お正月頃から咲き出す、十七世紀頃に渡来した、中国原産の花木です。
とてもよい香りがあり、花を下向きに咲かせ、花の少ない季節に咲く、嬉しい花です。
花名の通り、花は梅に似て、蝋細工のような、花姿です。
よく見られる蝋梅のうち、花の外側だけでなく内側も黄色の蝋梅は、「素心蝋梅(そしんろうばい)」と呼ばれ、「蝋梅」は、内側が赤味のあるのが特徴です。

花言葉は、先導・先見・慈愛・優しい心です。

Date: 2012/01/19(木)

乙女桔梗(おとめぎきょう)

キキョウ科ホタルブクロ属。
小さなベル形の花が可憐に咲きます。繁殖率も良く、年々群落が大きくなります。
ヨーロッパ原産の花で、画像は「アンデルセン物語」と花名が付けられ、デンマークで改良され、蕾の数がたくさん付く品種で、花期の長いのも魅力のようです。

花言葉は、感謝しますです。

Date: 2012/01/20(金)

デンドロビウム

ラン科デンドロビウム属。
熱帯から温帯にかけ、岩や樹木に着生する蘭で、花つきの良い植物です。
「デンドロビウム」は品種も多く、画像の花は「ファレノプシス」という品種で、オーストラリア原産の花で、略して「デンファレ」と呼ばれています。
茎に多数の節があり、デンドロビウム等と同じですが、細長い花茎を伸ばして花が咲くのが特徴です。

花言葉は、お似合いの二人・わがままな美人・魅惑・有能・美人です。

Date: 2012/01/21(土)

富貴菊(ふうきぎく)
キク科キオン属。
アフリカのモロッコ沖のカナリヤ諸島原産の花で、明治時代に渡来した花です。
来は「シネラリア」と花名がありますが、花名の響きが悪く、市場では「サイネリア」と呼ばれています。
葉はハート形で、暑さに弱く、夏越しは難しいとされています。
花色も豊富で、一色のものや蛇の目咲きのものなど多種類あります。
鉢植えで出回り、この花があるだけで、室内がパッと明るくなります。

花言葉は、いつも快活・喜び・いつも喜びに満ちて・快活です。

Date: 2012/01/22(日)

プリムラ・オブコニカ・常盤桜(ときわざくら)

サクラソウ科サクラソウ属。
西洋桜草の園芸品種の一つで、中国湖北省原産の花です。
「オブコニカ」は、茎が高く伸び茎先には「プリムラ」の仲間の中でも、大きめの花が咲きます。
花色は白色、ピンク色、紅色、青紫色などがあり、咲きそろうと豪華な花姿になります。

花言葉は、初恋・しとやかな人・富貴・神秘な心・青春・運命を開くです。

Date: 2012/01/23(月)

エリカ

ツツジ科エリカ属。
エリカも品種は多く、一番見かけるのがピンク色で、花の真ん中に黒い目玉のような模様のある「蛇の目(じゃのめ)エリカ」が多いようです。
小さな釣り鐘形の花は、中央の黒い部分は雄蕊の葯(やく)で、「黒蕊(くろしべ)エリカ」の別名もあります。
花はびっしり咲き、なかなかスケール大きい花です。

花言葉は、博愛・幸運・孤独・裏切りです。

Date: 2012/01/24(火)

ヒマラヤ雪ノ下(ひまらやゆきのした)

ユキノシタ科ベルゲニア属。
寒さにも負けずに、暮れから咲き出している花です。
花名の通り、ヒマラヤ地方の原産で、明治時代初期に渡来した花です。
綺麗なピンク色の花で、花期も長く、何年たっても草姿が乱れないのが魅力的な花です。
葉は革質で固く、葉や茎にタンニンを多く含み、ロシアではこのタンニンを製革用に使われています。

花言葉は、順応・忍耐・適応・秘めた感情です。

Date: 2012/01/25(水)

プリムラ・ジュリアン

サクラソウ科サクラソウ属。
「プリムラ・ポリアンサ」と極矮性種「ジュリエ」との交配種の花です。
色幅や柄も豊富で、冬花壇や小鉢、寄せ植えとして人気があります。
香りのよいのは黄色花で、花色が多いぶん、まとめて大きい鉢に植え込むと、一層この花が引き立ちます。

花言葉は、可憐な恋・運命を開く・美の秘密・永続する愛情です。

Date: 2012/01/26(木)

雪起し(ゆきおこし)
キンポウゲ科ヘレボラス属。
和名よりも「クリスマス・ローズ」の花名で親しまれている花です。
でも、クリスマスの頃には花は開花せず、節分後から三月にかけ開花します。
境内のこの花も、土壌の悪さか、肥料不足か、年々小さくなってきています。(苦笑)。
毎年花を求めて、植えこむんですが・・・。
ヨーロッパ原産の花で、大きめの花を、下向きに咲かせます。

花言葉は、慰め・いたわり・追憶です。

Date: 2012/01/27(金)

苺(いちご)

バラ科オランダイチゴ属。
苺の花です・・・まず日本人でこの実が嫌いな方はいないのでは?。
アメリカ大陸原産で、日本には江戸時代にオランダから渡来した植物です。
茎は地面を這い、白色の五弁の花が咲き、花後花床部が肥大し苺の実になります。
実にはビタミンCがたっぷりあり、美容と健康に是非。
わが家も子供達と近くの苺農園で、苺狩りをするのが、年中行事です・・・子供達は本当に好きですね。

花言葉は、幸福な家庭・あなたは私を喜ばせる・尊重と愛情・誘惑・甘い香り・先見・無邪気です。

Date: 2012/01/28(土)

三色菫(さんしょくすみれ)

スミレ科スミレ属。
「パンジー」の花名で親しまれ、菫の園芸品種です。
ヨーロッパまたはアジア西部原産で、十九世紀以降欧米各国で品種改良が進み、日本へは江戸時代に渡来した花です。
寒さに強く、秋から翌春にかけて長く咲き続け、花壇の主役として利用されます。
・・・三色菫・・・さて三色とは、花色は豊富にあります。
この花の小さめの花は「ビオラ」として、区別されます。

花言葉は、思想・私を思ってです。
原産地のポーランドでは、国花に指定されています。

Date: 2012/01/29(日)

ビオラ

スミレ科スミレ属。
昨日の「パンジー」に似た品種の花です。
花の直径が三〜五センチ以上のものを「パンジー」、それより小さいものを「ビオラ」と区別しているようですが・・・。
私には花名の名札がないと、全く区別が付きませんが。(苦笑)。
まぁどちらにしても、寒さに強く、花のない冬の時季には、有難い花ですね。

花言葉は、誠実・誠実な愛です。

Date: 2012/01/30(月)

フリーセア・カリナータ
パイナップル科フリーセア属。
面白い花を発見・・・「グズマニア」にちょっと似ていますかね。
パイナップル科の観葉植物で、人気の高い観葉植物です。
別名を「インコアナナス」と呼ばれ、一度の開花で数ヶ月花を鑑賞できます。
花は花茎の先に扁平に付き、萼の根元が赤色で、先端が黄色の非常に目立つ花色です。

Date: 2012/01/31(火)