花ごよみ 平成22年 1月 下旬
ノースポール
冬の寒い時期から、初夏にかけ咲き続ける花です。
花つきも良く、株全体を覆うほどに白色の花が咲きます。
原産地はアフリカ北部のアルジェリア付近で、日本には1969年代頃に渡来した、新しい花です。
熱帯地方の花が、寒い冬の日本で咲き始めるのも不思議ですね。
白色の花が「北極」をイメージし、花名も北極=ノースポールになったようです。
花言葉は、高潔・茶目っ気です。

Date: 2010/01/16(土)
ユリオプス・デージー
花期の長い花は、本当に重宝なものですね。
南アフリカ原産の花で、日本へは1972年にアメリカから輸入された花です。
花は開花前は白色の房に包まれ、鮮明な黄色の花が開花します。
葉は「おじぎ草」に似て、綿毛をまとった葉や茎は、銀白色に見え、絶妙な取り合わせです。
花言葉は、無意識・無邪気です。

Date: 2010/01/17(日)
猩猩木(しょうじょうぼく)
「ポインセチア」の方が、通りが良いですね。
クリスマスのシンボル的な花で、葉が真っ赤に染まり、
クリスマス近しを感ずる花です。
葉が白色、桃色になるものもありますが、やはり真っ赤な葉がこの花には一番似合いますね。
花は葉の真ん中の黄色の部分で、あまり目立たず、どうしても葉の部分に目がいきがちです。
和名の「猩猩」は、中国の想像上の怪獣で、猿のような顔をもち、毛は紅色。赤い葉をこれに当てたようです。
猩猩木の赤色の花言葉は、私の心は燃えているです。

Date: 2010/01/18(月)
サザンクロス
花名が素敵な花です。
サザンクロス・・・南十字星・・・素敵です。
オーストラリア原産の花で、星形の可愛い花と小さな葉、まとまりやすい樹形に、人気のある花木です。
サザンクロスは、「サリグナ」と「エクサラタ」の二種類が出回り、花色は個体差により濃い目のピンク色から、白色に近い薄めのピンク色まで幅があります。
花言葉は、願いをかなえてです。
まさに、星に願いですね。

Date: 2010/01/19(火)
雲間草(くもまぐさ)
日本の高山に自生し、夏に白色の花を咲かせる、
「クモマグサ」とは別物のようです。
この花は北欧原産の花で、「西洋雲間草」という、園芸品種です。
花色は、白色、ピンク色、赤色があり、梅の花に似た
綺麗な五弁の花を咲かせます。
花言葉は、活力・愛らしい告白です。

Date: 2010/01/20(水)
花麒麟(はなきりん)
アフリカのマダカスカル島原産の花で、大正時代初期に渡来した花です。
葉の基部には、たくさんの鋭い棘があり、見るからに痛そうです。
以前は赤色の花が多く、現在ではタイで改良された大輪や房咲きの園芸品種が生まれ、花色もピンク色、黄色、白色と豊富になってきた花です。
花言葉は独立です。

Date: 2010/01/21(木)
初恋草(はつこいそう)
玄関の靴箱の上にこの花が・・・。
家内が買ってきました、名前を見ると「初恋草」。
私は一人ニヤニヤ、遠い昔の記憶をたどる私が。
オーストラリアに分布する常緑低木で、寒さにも蒸し暑さにも弱いという、デリケートな花です。
やはり初恋・・・淡いデリケートなものなんですね。
花色は、赤系統、黄色系統、青系統があります。
花言葉は、秘密・約束を守るです。

Date: 2010/01/22(金)
花車(はなぐるま)
一般的に「ガーベラ」の名前で親しまれ、和名を「千本槍」とも呼ばれています。
この花を見ると、すごく古典的な印象のある花です。
1900年頃に、南アフリカの金の採掘場で発見された花で、造花のような趣のある花です。
切り花、鉢物としても利用され、鮮明な原色からパステル系の色彩までの豊富な花色と、大輪から小輪までのサイズがあります。
花車の赤色の花言葉は、神秘です。

Date: 2010/01/23(土)
薔薇(ばら)
「綺麗な花には棘がある」の代名詞が付く花は、やはりこの薔薇を指すのではないでしょうか?。
花色、花姿と多種多様な品種が、出回っています。
香りの良い品種も多く、時代の流行を反映し、新品種が今なお生まれ続けています。
フランスでは、贈る花の数にも意味があり、10本以下場合は必ず奇数に、感謝の気持ちを表わす場合には12本、礼儀、優雅を演出したい時は24本、愛の告白は36本だそうです。下世話ですが・・・お金がかかってしょうがないですね。(苦笑)。
茨城県の県花に指定されています。
花言葉は、愛・美・嫉妬・あなたを尊敬します・愛情・温かい心・照り映える容色・私はあなたにふさわしい・恋・内気な恥ずかしさです。

Date: 2010/01/24(日)
檸檬(れもん)
病気もちの私、今日は月に一度の検診日。
冬の花のない時期、南房総「太海フラワーセンター」を訪ねて来ました。
温室の中は汗ばむほどの温度、普段あまり見慣れないものをカメラに収めてきました。
この檸檬・・・良く初恋の味といわれることがあります。
初恋は・・・すっぱい、ということですかね?。
インド北東部のアッサム地方原産の、亜熱帯性の柑橘類です。
花は五月の頃に、ミカン科独特の白色の五弁の花が反り返り咲きます。
ビタミンCが豊富で、酸味が多く、さわやかな香気があります。
明治期に渡来し、寒さに弱く日本の気候には適応せず、現在は広島県地方でわずかに栽培されているようです。
檸檬の実言葉は、収穫・強い酸味です。

Date: 2010/01/25(月)
紅紐の木(べにひものき)
今日も温室内の植物を。
東南アジアのマレー半島原産の、熱帯性植物です。
ビロード状の、猫の尻尾に似た花房が、紐のように垂れ下がり咲いていました。
花に触ってみると、フワフワの触感があり・・・思わず
ウットリ・・・。
なんともいえない、心地良さです。
花言葉は、愛撫です。

Date: 2010/01/26(火)
パラミツ
インド、東南アジア地方原産の樹木で、「パンノキ」という品種の一種です。
長細い楕円形の実がなり、世界最大の果実といわれています。
果実は表面につぶつぶの突起があり、生食のほか煮たり揚げたりして食用にされます。
あの残留日本兵士「横井庄一(よこいしょういち)」さんが、グァム島での隠蔽生活を支えたのは、この実だそうです。
アメリカでは「ジャック・フルーツ」、日本では
「ナガミパンノキ」と呼ばれています。
甘みがあるようですが・・・一度食べてみたいものです。

Date: 2010/01/27(水)
仏桑花(ぶっそうげ)
和名は、葉が桑の葉に似ることからのようです。
一般的には「ハイビスカス」、いかにも南国の花という
花色、花姿です。
インド洋や太平洋の島々が原産地で、ハワイ州の州花に指定されています。
摘み取ってもなかなかしおれることがなく、「レイ(花の首飾り)」に使われています。
ネパールでは聖なる花として大切にされています。
花色は、黄色やピンク色、橙色の花色があります。
花言葉は、私はあなたを信じます・常に新しい美・繊細な美・新しい恋です。

Date: 2010/01/28(木)
黄実の蕃石榴(きみのばんじろう)
ブラジル原産の花木で、別名を「イエローストロベリーグァバ」といわれます。
果実は4センチほどで、熟すと黄色くなり、イチゴとグァバをミックスしたような味で、風味に優れています。
花名に「石榴(ざくろ)」の名前が付くように、果実の
小さい頃は、石榴に似るようです。
一度味わってみたい、果実ですね。

Date: 2010/01/29(金)
花浜匙(はなはまさじ)
一般的に「スターチス」と呼ばれる花です。
地中海原産の花で、全草にケイ酸質を含み、カサカサ感があり、ドライフラワーにしても、色や形もほとんど変わりません。
ピンク色、青色、紫色、白色などの花色の小さな花を、枝先に並べて咲かせます。
スターチスの名前は、下痢を止める薬効があることから、ギリシャ語で「止める」の意味があります。
花言葉は、いたずら心・驚き・永久不変です。

Date: 2010/01/30(土)
筏葛(いかだかずら)
和名を知るのも、良い勉強ですね。
「ブーゲンビレア」の名前で流通し、南国のトロピカルなムードをもつ花です。
南の島々の、青い空と蒼い海に良く似合う花だと思います。
「太海(ふとみ)フラワーセンター」の温室では、一年中花を咲かせ、訪れる人の目を楽しませてくれます。
赤色に見える部分は苞(ほう)で、本当の花は苞の中にある、長いラッパ状の小さいものが花です。
花言葉は、情熱・熱心です。

Date: 2010/01/31(日)