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新年明けまして、おめでとうございます。 今年も花ごよみを宜しくお願い致します。 非常に寒い新年を迎えた、千葉県です。 古来より「松竹梅」とめでたさに形容される「松」を一年のスタートに。 庭木や盆栽として親しまれている「五葉松」・・・当寺でも境内に植え込まれています。 普通の松は松葉が二本一緒ですが、五葉松は名前の通り、五本の松葉が束になり、見た目のボリューム感がある松です。 Date: 2010/01/01(金) |
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当寺の本堂裏からグルリと境内を囲む孟宗竹。 春の時期には、タケノコ和尚になる私です。 1000本ほど掘るのは、非常に重労働です・・・でも結構隠れた私の趣味の一つです。 竹は多くが中国の原産で、世界には約600種ほどあるようです。 60年に一度花が咲くといわれ、もちろん私は見たことがありませんが・・・一度見てみたいものです。 孟宗竹というのは、親孝行な息子(孟宗)が年老いた母親が真冬に「タケノコを食べたい」というので、山に出掛けタケノコが生えていたという話からの命名です。 ・・・良い話ですね。 しかし最近当地でも、イノシシの害が出てきているのが心配です。厄介なことにイノシシの大好物とは。 Date: 2010/01/02(土) |
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暮れの境内を掃除していると、とても良い香りが。 冬の青空と、薄い黄色で中央部が紫色の花のコントラストが綺麗な蝋梅の花です。 中国原産の花木で、17世紀に渡来した花です。 葉は落葉し花が咲く不思議な風情で、花の少ない季節に咲く花は貴重ですね。 花言葉は、慈愛・慈愛心を持っている・枯淡です。 Date: 2010/01/03(日) |
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一般的に「ラナンキュラス」の花名で出回っています。 幾重にも重なる花びらが、花を一層ボリューム感があるように見せています。 花のない時期、新年には必ず玄関にこの花が置かれます。 中近東やヨーロッパ東部の原産で、ペルシャ系、トルコ系、フレンチ系に大別されるようです。 花色は、赤色、ピンク色、黄色、白色と豊富です。 花言葉は、光輝を放つ・名誉・名声・お祝い・移り気・忘恩・晴れやかな魅力・魅力ある金持ち・美しい人格・あなたは魅力に富んでいるです。 Date: 2010/01/04(月) |
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一般的には「シクラメン」。 布施明の「シクラメンのかほり」の歌で、一躍冬を代表する花になりました。 地中海沿岸地方の原産で、明治末期に渡来し、冬の室内では観賞用の園芸植物として欠かせない存在です。 一名を「豚の饅頭(ぶたのまんじゅう)」という、面白い 花名が付き、原産地のトルコやイスラエルでは、野生の豚がこの球根を食べることからの命名のようです。 豚には美味しい饅頭なんでしょうね。(苦笑)。 白色のシクラメンの花言葉は、嫉妬・思いやりです。 Date: 2010/01/05(火) |
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中国原産の、キク科の多年草。 菊は元来開花期によって、春菊、夏菊、秋菊、寒菊と分けられ、冬の寒い時期に咲くものを、寒菊と呼んでいます。 秋咲きの小菊が改良され、丈も低く、花つきが少ないのが特徴です。 花言葉は、心の強さ・変わらぬ友情です。 Date: 2010/01/06(水) |
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南アフリカ原産の花で、近年日本の気候にマッチした、ゴマノハグサ科の植物が人気で、ネメシアもその一つです。 花色が多く、短い穂状の花を咲かせ、淡い花色が人気になっています。 葉は小さな緑色で、株は茎の節目がやや長く、株元から枝分かれし、こんもりとした茂みを作ります。 花期が長い花ですが、高温多湿を嫌う花です。 花言葉は、正直です。 Date: 2010/01/07(木) |
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寒さにも強く、「パンジー」の名前で、親しまれている 花です。 ヨーロッパ、アジア西部原産の花で、19世紀以降欧米各国で品種改良が進み、日本へは江戸時代に渡来した花です。 菫の園芸品種で、いろいろな種類、花色、花姿があります。 花期も長く、寒い冬にも咲き続ける、冬の花壇には重宝な花ですね。 黄色の三色菫の花言葉は、思慮深い・つつましい幸せです。 Date: 2010/01/08(金) |
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昨日の三色菫に似ていますが、小輪でより多花性のものを一般に「ビオラ」と称され、また花の直径が3〜5p以上のものを「三色菫」、それより小さいものを「ビオラ」と、区分しているとか???。 冬の花壇には定番の花で、小さな花がたくさん集まり、寒さにも強く、花の多さが何より嬉しい花ですね。 花言葉は、私を想って下さいです。 Date: 2010/01/09(土) |
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木が幼いときに、穴の開いた硬貨を幹に通し、成長すると硬貨が外れなくなることから、「金のなる木」の別名があります。 南アフリカの原産で、葉は多肉質で丸く固く、花は小さな星形のピンク色の花です。 小さな花がかたまって咲き、緑の葉と花の色のコントラストが、非常に鮮やかな花です。 Date: 2010/01/10(日) |
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温暖の千葉県、冬の寒空にもかかわらず、花壇に咲く花です。 花が「金魚草」に似て、小ぶりなところから、「姫」の字が冠されています。 一般的には「リナリア」の名前で、出回っています。 こぼれ種で増え、花壇には小さな新芽がたくさん出ています。 花言葉は、私の恋を知って下さい・幻想・二心です。 Date: 2010/01/11(月) |
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六弁の可愛らしい花姿に魅了され、 境内の参道に植えたくて、この花を求めてきました。 雄蕊や雌蕊が見えない、不思議な花を次々に咲かせます。 南アフリカの山岳地帯の原産で、1921年(大正10年)に渡来した花です。 桜という花名が付きますが、バラ科ではなく、キンバイザサ科の花で、花色も白色、ピンク色、赤紫色等があります。 花言葉は、愛を待つ・可憐・無意識です。 境内の参道が、この花で埋まるのを期待して、早速植え込んでみましょう。 Date: 2010/01/12(火) |
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非常にユニークな形をしています。 当地で道路の歩道の花壇に、植え込まれています。 北米からメキシコにかけての原産で、見ての通り根元の部分が膨らみ、トックリ状になっています。 葉は細く長く、乾燥にも耐える非常に丈夫な植物です。 花言葉は、多くの才能・さわやかな笑顔です。 Date: 2010/01/13(水) |
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秋から春先までの寒い時期に、橙色の筒状の花を咲かせます。 ペルー、ボリビアなどの熱帯森林に自生するも、何故か蒸し暑さと、強い日差しの苦手な花です。 花もちも良く、次々に花を咲かせる、寒い時期には貴重な花です。 緑の葉と、花色のコントラストも良いですね。 花言葉は、コミュニケーションです。 Date: 2010/01/14(木) |
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温室や切り花では目にすることが多い花ですが、露地に咲いているものを発見、寒さにも負けず、熱帯のカラフルな鳥を思わせるような大きな花を咲かせています。 「ストレリチア」の名前で出回り、南アフリカ原産で、明治初期に渡来した花です。 花茎の先端に、鳥のくちばし状のオレンジ色の萼(がく)をもち、この色が良く目立ち、実にユニークな花姿です。 花言葉は、おしゃれな恋・寛容・気取った恋・輝かしい未来・恋の伊達者です。 Date: 2010/01/15(金) |