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お寺の一年の最大の行事、「施餓鬼供養」が無事本日終了しました。 近年にない、汗をかかない一日でした。 お盆に因み、本日は蓮の花を。 インド原産の花で、中国を経由し日本に伝来したものです。 多くの仏典に蓮華の名で古くから登場し、仏像の台座にも取り入れられ、仏教と縁の深い植物です。 夏の朝に水面まで花茎を立てて開花し、朝早く開き午後三時頃には花を閉じ、花の開閉を三回繰り返し、四日目には花びらを落とします。 泥の中にある根の部分は、「蓮根(れんこん)」として、 食用になり、花、葉、茎、種子なども食用になるようです。花言葉は、信用・離れる愛です。 Date: 2009/08/16(日) |
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日当たりの良い湿地や、田のそばなどに咲く花です。 お盆の時期に咲くことから「盆花(ぼんばな)」の別名も あります。 二枚の葉が交互に対生し、赤紫色の花が集団で、茎先に咲きます。 お盆の時に仏壇にお供えし、この花の水に付け、仏前を清めるために、使われます。 花言葉は、愛の悲しみ・純真な愛情・悲哀・慈悲です。 Date: 2009/08/17(月) |
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メキシコ原産の花で、江戸時代に渡来し、繁殖も盛んで、今では野生化している花です。 夕方に咲き始め、香りの良い花を多数咲かせ、「夕化粧(ゆうげしょう)」の別名もあります。 花色は赤色、黄色、白色、二色花等あり、また一本の花茎から異なる花を咲かせるものもあります。 画像の花も、境内の一本の花茎から花を咲かせています。 花言葉は、あなたを思う・臆病・内気・不思議な気持ち・私は恋を疑うです。 Date: 2009/08/18(火) |
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中国からマレー半島にかけての原産ですが、日本古来の花のように馴染みのある、野趣溢れる花です。 境内の林下や、本堂の縁の下に咲き、半日陰地を好む花です。 晩夏から秋にかけて咲き、俳句の季語では秋に分類されます。 花はやや下向きに咲き、真ん中の黄色い花弁が、可愛らしさがあります。 花言葉は、自然を愛す・片思い・不格好・奇形です。 Date: 2009/08/19(水) |
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川沿いに生え、地下茎を出して増える多年草です。 茎が長く大形で、白い小さな花の集合は良く目立ちます。 春に花を咲かせる花木の「接骨木(にわとこ)」に似ていることから、「草接骨木(くさにわとこ)」の別名があります。 花が終わり、赤い小さな実をたくさん付け、小鳥などが 種子を散らし、繁殖します。 D ate: 2009/08/20(木) |
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秋の七草の一つ。 生命力が旺盛で、まわりの木を蔓で覆ってしまいます。 根から採ったデンプンを「葛粉(くずこ)」といい、昔、 奈良県の「国栖(くず)」が産地だったことから葛の名が付いたと言われています。 大きな三枚の葉をもち、紫色の花は下から咲いていきます。 また根は解熱作用に効果のある、「葛根(かっこん)」にも利用されます。 花言葉は、治療・芯の強さ・恋の溜息です。 Date: 2009/08/21(金) |
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盛夏の時期の山に、一際この花が目立ちます。 日本全国に分布する落葉低木で、木や葉に薬品臭が あることから花名がありますが、花自体はとても甘い香りがします。 枝先に白色の花が、数花まとまって咲きます。 赤く見えるのは蕚(がく)で、花後の秋に瑠璃色の実に なります。 花言葉は、運命・治療です。 Date: 2009/08/22(土) |
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一般的に「コロウス」と呼ばれる、インドネシアの ジャワ島の原産の花です。 色鮮やかな葉が特徴で、葉の中央から長い茎を伸ばし、シソ科特有の紫色の花を咲かせます。 花は地味ですが、葉の色と形の変化が見所です。 花言葉は、絶望な恋・善良な家風・恋の望みです。 Date: 2009/08/23(日) |
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千葉県特産の「落花生」の花です。 マメ科独特の、蝶形の黄色い花です。 花が終わると子房が長く下に延びて地面に入り、実が出来ます。 秋十月、収穫期を迎えます。 殻に包まれた実は、脂肪分が多く、茹でたり炒めたりして食します。 江戸時代に中国から伝来し、別名の「南京豆(なんきんまめ)」は、その伝来経路を表わしています。 花言葉は、仲良し・楽しみです。 Date: 2009/08/24(月) |
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境内のやや日陰地に咲いています。 花は白色の紐状の花で、この花姿が「熨斗(のし)」に似ることから花名があります。 葉はで線形で、花茎は根元から数本出て直立します。 秋から冬にかけて、青い実がなり、緑色から徐々に青色に変化します。 Date: 2009/08/25(火) |
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昨日の花姿に似ていますが、今日の花の方が境内では多く目にすることが出来ます。 葉が蘭に似て、葉色と花が涼しげな印象があります。 花は薄い藤色の穂状の花が、かたまって咲きます。 暑い時期に咲くこの花は、一服の清涼感があります。 花言葉は、隠された心・忍耐です。 Date: 2009/08/26(水) |
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緑の葉に、黄金色の稲穂。 当地は今まさに、稲刈りの最盛期です。 中国から伝来し、古くから日本の気候にも馴染み、 また日本人の口にも馴染み、私など一日ご飯を食さないと、体調不良になります。(苦笑)。 それほど日本人に合った主食です。 お盆は過ぎましたが、当地では仏壇のお盆の棚に、この稲穂を先祖に感謝し、お供えするのが慣例になっています。 Date: 2009/08/27(水) |
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お盆を境に前後して、境内の茗荷を採るのが私の日課です。 ただ怖い蛇・・・蝮(まむし)に注意が必要です。 東アジアの原産で、山地のやや湿り気のある場所に、群生しています。 葉は笹を分厚くした形で、二列に互生し、茎の根元に黄色の花穂を出します。 若い茎が食用になり、薬味や酢の物、テンプラなどで 食します。 ただ昔から・・・食べ過ぎに注意。 物忘れが多くなるとか???。道理で、最近物忘れの激しい私です。 花言葉は、忍耐です。 Date: 2009/08/28(金) |
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夏の夜の夢、見事な花の開花のショーです。 お檀家さんからこの花の鉢植えを貰い受け、三年。 今年見事に花が開花しました。 葉の縁に蕾を出し、一週間ほどで花が開花します。 メキシコなどの中南米の原産で、白い大型の花が名前の如く、夜半〜深夜にかけ開花します。 朝になると花はしぼみ、残念ながら一日花というよりも、2〜3時間花です。 花には甘い香りの芳香があり、花のあとの花びらは、 テンプラとして食せられるようです。 花言葉は、はかない美・はかない恋・繊細・快楽・ ただ一度だけ会いたくてです。 Date: 2009/08/29(土) |
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つる状の植物で、白色で中心が赤い小花を咲かせます。 全草に臭い匂いがあるが、花は綺麗な花です。 「灸花(やいとばな)」の別名は、花の中央の色をお灸の痕に見立てたもので、花の可愛らしさを表現し、 「早乙女葛(さおとめかずら)」とも呼ばれます。 花の後に茶色の実を付け、この実をつぶしてしもやけの薬として効能があります。 花言葉は、人嫌いです。 Date: 2009/08/30(日) |
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今日で長い夏休みも終わり。 小学校一年の三女「碧」が、夏休みに学校から持ち帰った朝顔・・・夏休みの観察日記で、毎朝開花の数を記入していました。 奈良時代に中国から漢方薬として導入され、現在では夏の草花として広く親しまれています。 様々な花色があり、夏の暑さを一時忘れさせてくれます。 今でも種子を下剤や利尿剤に使われています。 花言葉は、愛情・はかない恋・平静・固い約束・愛着・ 愛着の絆・仮装です。 明日から少〜〜〜し、静かになる我が家です。 Date: 2009/08/31(月) |