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桜の花に似ていますが、境内に咲く豊後梅の花です。 梅の花から一月ほど遅れ、開花します。 果樹として栽培される梅の一変種です。アンズと梅の間種という説もあるようで、果実も大きく熟すと黄赤色になります。 寺の境内は今、桜と豊後梅の競演です。 大分県の県花・県木に指定されています。 |
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名前の通り、土佐(現在の高知県)の蛇紋岩地帯にのみ自生しています。 今では全国的に植栽されている、落葉低木です。 前年枝の葉の脇から、黄色の穂状の花を枝から4cmぐらいの長さに垂れ下げ花を咲かせます。 おしべの部分は茶色で、開花直後は赤い色をしています。 花後期に葉が出て、緑の濃い美しい葉が鑑賞できます。 花言葉は、清楚です。 |
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寺の先人である私の祖父が、植木が好きだったようで、境内には花の咲く花木がたくさんあります。 昨日の土佐水木に良く似ていますが、花房も短く全体的に丸い形をして、花を咲かせています。 土佐水木がまばらに花が咲くに対し、こちらは枝にたくさん黄色の花を咲かせます。 花の名前は、日向(現在の宮崎県)に多く植栽されているようです。 花言葉は、思いやりです。 |
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湿り気のある、日陰地や林下に開花するこの花?この植物?、 田舎にある当寺は、サトイモ科テンナンショウ属の宝庫です?。 でも春先にこの花に遭遇するのは、あまり得意ではない私です。 細長い茎で、花?が耳たぶ状になることから「耳型」の名前があります。 地下茎は漢方薬に使われるとか?。 この先、寺には蝮草(まむしぐさ)、浦島草(うらしまそう)等あまりお逢いしたくない植物が開花していきます。 耳型天南星の花言葉は、熱い恋慕・ほのかな想いです。 結構情熱的な花なんですね。 |
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寺では垣根として植え込まれている花木です。 黄白色の小さい花を枝に沿ってたくさん咲かせています。 花形は釣鐘型で下向きに咲きます。 雌雄異株で、秋から冬にかけ雌株の木に、黒紫色の実を付けます。 名前の通り、榊(さかき)の代用として神事に使われます。 |
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木苺の仲間は種類が多く、日本全国の平地から山地まで広く自生し、日本には約40種類が自生しています。 甘味や実の大きさに優劣はありますが、毒をもつ種類はなく、試しに口に入れても安心です。 写真の木苺は、葉が紅葉に似ていることから、紅葉苺といわれる種類です。 葉腋に白い五弁の花を一つ付けます。 花後、初夏にオレンジがかった黄色い果実を付け、粒も大きく甘味があり、時期になると子供達と実を採取し食している我が家です。 ちなみに木苺の花言葉は、嫉妬・後悔・羨む・愛情・謙遜・尊重される・尊重・同情・憐れみ・不毛です。 |
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日だまりに淡いピンク色の花を咲かせています。 葉は芝生状に広がり、花は桜の花に似ています。 北アメリカ東部の原産で、地を這うように咲き、古くから石垣や広い斜面を彩る花として親しまれています。 葉が地面を覆い、土の流失を防ぐ役割をしてくれる頼もしい花です。 暑さや乾燥にも強く、土質もあまり選びません。 花言葉は、合意・一致・忍耐です。 |
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春の新葉に先駆け、梅や桜の花に似た、くっきりとした白い五弁の花を咲かせます。 枝全体に花を咲かせる風情は、雪が降ったような趣があります。 中国原産で、万葉集にも登場する古くから親しまれる、花木の一つです。 赤色で、果肉は黄色の実を盛夏の時期に付けます。 良く熟していても寺のこの実は、酸味があり、子供達もあまり好んで食べません。 花言葉は、忠実・困難です。 |
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春の嵐・・・昨日は雨風強い当地でした。 風の影響で、今日の植物のようになった方もいるのでは?。 寺には破れた傘が、たくさんあります。(笑)。 杉林の下を好み、新芽の頃は傘をすぼめたようなユニークな姿です。 破れた形が見られるのは10日ほどで、その後平に 葉を大きく広げ、夏から秋にかけ、茎の上部に白色の小花を円錐、総状花序に咲かせます。 また、山菜としても食され、葉の開かない若芽を摘み、お浸し・和え物・酢の物・汁の味・テンプラ・炒め物として香りを楽しむことが出来ます。 |
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青い空にこの濃い色気が良く似合います。 木全体が濃い紅色に染まる花桃の花です。 果実の収穫を主にする桃に対して、花を鑑賞する品種が花桃です。 桃は古くから栽培され、昔話「桃太郎」の例のように、万葉の頃から霊力のある木として崇められてきました。 花桃の品種には、八重咲きの黒川矢口、菊咲きの菊桃のほか、枝が垂れるしだれ性や、ほうき立ちになるものなどがあります。 花言葉は、恋のとりこ・よい気立てです。 |
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我が家の猫が、この木に止まっていました・・・嘘です。 猫の尾に似た花を咲かせています。 手触りのフワフワ感が心地良い花木です。 各地の水辺に生え、早春に花を咲かせる落葉樹小低木です。 花穂に黄色く見えるのが、雄花です。 地味な花ですが、庭木として親しまれている花です。 花言葉は、率直・自由・気ままです。 |
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初冬から花を楽しむことが出来る水仙。 花壇の一角に、茎の細い黄色の水仙が咲いています。 茎の細さが糸の如く・・・命名「糸水仙」です。 水仙は品種も多く、水仙の名前は中国から渡来したものです。 中国の文献に「仙人の天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙という」と述べたものがあります。 また水仙は全草に毒成分を含み、特に球根には多くのアルカロイドという有毒成分を含んでいます。 この成分は薬用として利用され、乳房炎に効果があるとか?。 水仙を食べると、胃腸炎をおこし、吐き気、頭痛、下痢などを催し、家畜が干草に混ざった葉を食べて中毒死した例もあるそうです。 美しい花には棘がある・・・の代表選手ですかね?。 糸水仙の花言葉は、思い出です。 |
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本州以南の低山に分布する落葉低木です。 お抹茶の席で、お菓子の楊枝に使われる「黒文字」の 花です。 新葉が出ると同時に、枝先に黄色の小さい花が開花します。 緑の葉が目立ち、花は地味ですが愛らしい花です。 幹や枝に暗緑色の黒斑点があり、ここから黒文字の名前が。 樹皮や枝、材には香気があり、若枝から精油をとり香料に使われます。 花言葉は、誠実で控えめです。(まるで私のような花言葉です)。???。 |
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蔓を長く伸ばして、木に絡みつき生育しています。 秋に熟す実の方が馴染みがありますが、春先の花も見応えがあります。 花は淡い紫色で、玉状に見えるのが雄花、花を開かせているのが雌花です。 あけびは、手のひら形の葉が五枚の「あけび」と、縁が波状の葉をもつ「三つ葉あけび」に分類されます。 秋の実を生食できるのは有名ですが、果皮を炒め物に、新芽は和え物・お浸し・汁の実に利用されます。 花言葉は、才能・唯一の恋です。 |
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年々株も大きくなり、枝もたくさん出し、霊園のフェンスをまたぐように花を咲かせています。 原産地は中国西南部で、日本へは明治時代に渡来した常緑半つる性の低木です。 葉は3出複葉で対生、葉の開く前に花を咲かせます。 挿し芽、挿し木で簡単に増やせ、枝が枝垂れ黄色の大きい花は遠目からでも目立つ花木です。 |