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今日から四月、暖かな日で本当の春到来のようです。 野に山に、花探しも心地よい風を頬に感じます。 寺の生垣の中に、そして山でも見受けられます、この花。 花の多い時期でしたら、あまり目立たない存在かもしれません。 それほど地味に咲いています。 薄い黄色の小さな花を枝にびっしり付けています。 花の香りは少し臭いがきついようです。 |
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枝一杯に黄色の花を咲かせています。 耐寒性が強く、挿し木でも繁殖力は高い落葉低木です。 草花との混植や、生垣にも広く利用されています。 花言葉は、希望・希望の実現・豊かな希望・楽しい語らいです。 写真の撮影時カマキリの巣が付いていました。 |
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山裾にこの花が咲いています。 この木は、樹皮・花に香りがあり、香料に使用され、また爪楊枝の原料にもなります。 特に、茶席でお菓子を戴く時の楊枝でご存知の方も多いと思います。 新葉が出ると同時に、黄色い小さな花を開花させます。 秋に黒い丸型の実を付けます。 |
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二月に寺にある椿を掲載しましたが、遅まきに本堂の前に紅白の椿が咲いています。 大柄な木ではありませんが、花が大きいため、木全体が紅白に染められた状態です。 椿の品種も数多くありますが、残念ながらこの椿が、 なんという名前の品種か私には判りかねます。 あしからず。 |
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遠くから見ると、花の噴水の感があります。 寺の本堂前に、一対で咲いています。 品種的には、ピンク雪柳の名前があります。 小さい花ですが、近くで見ると梅の花に似ています。 枝いっぱいに花を付け、柳のようにしだれることから、 この名前があります。 花言葉は、愛らしさ・愛嬌・殊勝・懸命・静かな思いです。 |
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今日も、柳という名前の花を。 百足(むかで)を木に付けたわけではありません。 日当たりの良い山に咲いています。 花の感触は猫柳に似ていますが、猫柳よりも細く、 淡緑黄色の尾状花を枝先に咲かせています。 見映えのない花ですが、山にも春到来、花を付ける木もたくさんあるもんだと、感心しきりの今日この頃の 私です。 |
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暮れの房咲水仙(ふさざきすいせん)の開花から、境内にも白あり、黄色ありはたまた八重あり、鈴蘭水仙あり、いろいろの水仙が賑わしてくれました。 今日の花、これも水仙ですが、他の水仙に比べ葉は細く、夏に咲く「玉簾」(たますだれ)を想像して下さい。 黄花の色気ですが、別名を葉のイメージから糸葉水仙、また非常に芳香が良いところから、匂い水仙という 一名もあります。 |
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今日は、仏教を開かれたお釈迦さまの誕生日。(降誕会)です。 私が小さい頃、近くの幼稚園の児童がお弁当持参で、寺に散策に来たことを記憶しています。今では児童も減り過去の出来事になってしまいました。 余談でした。 山に咲く紅葉苺の花です。枝には棘を持ち、五弁の白い花を咲かせ、名前の如く紅葉に似た葉を付けています。 別名実の色で、黄苺(きいちご)と呼ばれます。 当地では、ごく普通に山苺と呼んでいます。 初夏に甘味のある黄色の実を食すと、まもなく夏の到来を感じたものです。 |
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名もないお寺に桃の花は咲けど・・・。 強がりを言えば、私の寺には名前があります、能満寺と。 今の時期、ソメイヨシノの桜の白と、桃の濃いピンクが非常に調和しています。 桃の字は、木に「兆」と書き、女性の妊娠の兆しを意味し、それにちなみ、3月の桃の節句があるようです。 また、桃から生まれた桃太郎の如く、古くから桃の木には、霊力があると信じられてきました。 花言葉は、気立ての良さ・記念日・チャーミングです。 |
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今日の花は、菊と共に日本の国花に指定されている桜です。 あわせて、今日は私の家内「桜」の誕生日です。 昨年は、開花が早く4月には、葉桜。やはり入学式、社会人としてのスタートの時期に咲く桜、格別のものがあると思います。 桜の霊として崇められる、此花之佐久夜姫(このはなのさくやひめ)が富士山から種を播いたのが起源とされています。 この時期、桜の名所はお花見の人でどこも賑わいます。 それほど、日本人になじみの深い花ではないでしょうか・・・? ソメイヨシノは東京都の花に、富士桜は山梨県の県花に指定されています。 花言葉は、精神的な美です。 |
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当地も今日は雨、桜は早くも葉桜に。 寺の半日陰地に、緑々の葉を持ち、薄い黄色状の、 ネズミの尻尾みたいな肉穂花序の花を咲かせています。 サトイモ科の植物で、冬でも常緑の葉で、根茎は薬用になります。 明日で、花ごよみも一年、寺にはいろいろな植物があるな〜あ と、つくづく思います。 |
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花ごよみも今日で一年、良く続いたと思います。 自分で自分を褒めたいと思います。(どこかで聞いたことが・・・) 今後、寺の花はもとより花の見聞を広げて行きたいと思います。 今日も新しい発見をしました。 山に多く自生している青木ですが、雌雄異株株でそれぞれに 花が違うんですね。 今日の花は、雌(めす)株の花です。ちょうどまだ実が残り 実とあわせて撮影してみました。真ん中に見えるのが めしべです。明日は、雄(おす)株の花を。 |
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昨日に続き、青木の花を。これは雄(おす)株の花です。 自然界は不思議だとつくづく思います。 花の色は、雌雄赤紫の色ですが、花の中央に注目して下さい。 雄株の黄色っぽい4ケがおしべのようです。 間違えたらお許し戴きたいのですが、雌株だけが実を付ける ようです。 |
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野の花を。休耕田に咲く田辛しです。 野の花図鑑を見るまで、名前の響きから、この花が田んぼに咲くと、田んぼが枯らされてしまうと信じていました。 日本語私には・・・ムヅカシイデース。 本来は、噛むと辛味があることからの命名のようです。 漢字を見れば大体想像つきますよね。 花の中央にある緑の球が、めしべの集合体です。 葉は無毛で(私みたいです)、艶があり茎は太くなっています。 |
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境内を歩くと、結構この花?植物?があります。 やや湿り気のある場所で遭遇するので、あまりいい気持がしないのが事実です。 また別名蛇草(へびくさ)というのも、不気味さを増幅させています。 花の中から出て長く伸びる、花穂肉序を浦島太郎の釣竿に見立てこの名前があります。 皆さんもこの花に出会ったら、釣られないように、また飲み込まれないように、気をつけて下さい。 |