「達磨忌」 (だるまき)
 
 禅宗の始祖、達磨(菩提達磨)の忌日、十月五日に行う法会。
南インドの王家に生まれ、出家して大乗禅を唱え、中国に渡って嵩山の少林寺で九年間の座禅をした、達磨の忌日は、わが国においても臨済禅・曹洞禅とともに、大切な法会とされています。
「初祖忌」とも「少林忌」ともいわれ、この日臨済宗では「百丈清規」にしたがい、曹洞宗では「達磨講式」にしたがい法会を行います。