修正会」 (しゅしょうえ)
 正月の行事です。新年をお祝いし、あるいは仏教徒としての一年の自覚を新たにし、あるいは天下泰平、万民豊楽を祈願します。
修正会がわが国で最初に行われたのは、天長四年(827)とも、神護景雲二年(768)ともいわれる古い行事です。
各宗派を通じて行われます。規模においては檀信徒の多くが集まってお祝いするお寺や、近くの人だけが集まって、お寺さんがひっそりとお勤めするところもあります。
大きなお寺では、七日・五日・三日と行われますが、普通一般のお寺では、元旦の一日だけのところが多いようです。
除夜の鐘に引き続き行うお寺もあります。