花ごよみ 平成25年 1月 下旬

エピデンドルム

ラン科エピデンドルム属。
ブラジル、パラグアイ、西インド諸島などの熱帯を中心に分布する着生蘭の一種です。
約千種あるといわれ、草形、花形、花色は様々で変化に富んでいます。
カトレアに近い品種で、折り重なる葉に面白みがあります。茎の両側に葉が互生して伸び、先端から花芽が出て複数の花を咲かせます。

花言葉は、清らかな幸福・可憐な美・ささやき・孤高へのあこがれ・判断力です。

Date: 2013/01/16(水)

ヘーベ
ゴマノハグサ科ヘーベ属。
ニュージーランドやオーストラリア、パプアニューギニア、南アフリカに分布している常緑の低木です。
ヘーベ属にはおよそ百種類以上があり、そのうち九割はニュージーランドが原産地です。
欧米では広く植栽され、園芸品種も数多く作出されています。
高さは小さなものから七メートルを越える品種もあります。
葉は十字対生し、総状花序に白色やピンク色、紅紫色の花を咲かせます。
花冠は4裂し、2個の雄しべが突き出します。

花言葉は、永遠の命・青春です。

Date: 2013/01/17(木)

巾着草(きんちゃくそう)

ゴマノハグサ科カルセオラリア属。
観賞用の一年草で、葉は広卵形をしています。
中南米地方の原産で、原産地では300〜400種が分布しています。
日本には大正時代に渡来し、花の形が非常にユニークで、黄色や赤色のぷっくり膨らんだ、袋状の花を咲かせます。
和名・・・「巾着草」は、ずばり良い命名ですね。

花言葉は、援助・我が伴侶・御身に私の財産を捧げますです。

Date: 2013/01/18(金)

フッチンシア

アブラナ科フッチンシア属。
アルプス山脈の高原に咲き、カモシカの大好物とか?。
繊細な花と葉が可憐な印象ですが、岩がゴツゴツした荒地に咲くようです。
こぼれ種で増える耐寒性の強い多年草です。
細かい小葉には光沢があり、株は横に広がり、アブラナ科特有の十字形の純白の花を、枝先にかたまって咲かせます。

花言葉は、清楚です。

Date: 2013/01/19(土)

雀蘭(すずめらん)

ラン科オンシジウム属。
「オンシジウム」と呼ばれるラン科の植物です。
中南米原産で、寒さにも強く、黄色い蝶の羽が群れ飛んでいるような華やかな蘭です。
花束やパーティーの卓上の盛り花に添えられ、形や大きさ、色までも違う、種類がたくさんあります。

花言葉は、清楚・一緒に踊って・美しい瞳・遊び心・気立ての良さ・印象的・蕾のままでいてです。

Date: 2013/01/20(日)

冬知らず(ふゆしらず)

キク科カレンデュラ属。
「金盞花(きんせんか)」と同種の花です。
別名を「寒咲き金盞花(かんざききんせんか)」とも呼ばれ、黄色の小さな花を、寒さ厳しい真冬でも次々に花を咲かせます。
ハーブの一種で、ヨーロッパでは古くから食用や薬用(虫さされの薬)に使われ、またサフランの代わりに、着色料や髪を染めるのに使われていたようです。

花言葉は、別れの悲しみ・悲痛です。

Date: 2013/01/21(月)

雲南桜草(うんなんさくらそう)
サクラソウ科サクラソウ属。
部屋が殺風景で、この鉢植えを購入。
中国南西部の、潅木に覆われた南斜面に自生しています。
「プリムラ・キネンシス」の近縁で、早春の鉢植えとして流通しています。
茎や葉は軟毛と密腺に被われ、葉は羽状に裂けます。
花茎を伸ばして、淡いピンク色の可憐な花が咲きます。

花言葉は、初恋・健康・万能・迷信です。

Date: 2013/01/22(火)

西洋雲間草(せいようくもまぐさ)

ユキノシタ科ユキノシタ属。
本種の「雲間草」は高山の岩地などに生え、夏に白色の花が咲きます。
良く見かける「雲間草」は、園芸品種の西洋雲間草と呼ばれます。
春に梅の花に似た五弁の花が咲き、花色は白色、ピンク色、赤色などがあります。

花言葉は、活力・愛らしい告白です。

Date: 2013/01/23(水)

プリムラ・メローシャワー

サクラソウ科サクラソウ属。
葉にあま〜〜〜いメロンの香りが漂う、プリムラの一品種です。
どれどれ・・・なるほど。
白花の八重咲き「メラコイデス」から育種したラベンダー色の花です。

寒い冬に夏の香りを楽しめる、嬉しい花です。

Date: 2013/01/24(木)

花麒麟(はなきりん)

トウダイグサ科ユーフォルビア属。
アフリカのマダガスカル原産の常緑多肉植物です。
大正時代初期に渡来し、葉の基部には鋭い棘がたくさんあります。
日光を好み、温度さえあれば周年開花する花です。
赤色の部分は苞で、本当の花は中心の黄色の部分になります。

花言葉は、純愛・冷たくしないで・独立・自立・逆境に耐えるです。

Date: 2013/01/25(金)

アフリカ金盞花(あふりかきんせんか)

キク科ディモルフォセカ属。
南アフリカ原産の花で、くっきりした花姿をしています。
花色は黄色、ピンク色、白色等があり、春から夏にかけて長い間咲き続ける花です。
花は曇りの日には開かず、晴れた日でも九時頃に開き五時頃には花が閉じます。
まさにサラリーマンのような花ですね。(苦笑)。

花言葉は、富・豊富・元気・無邪気・変わらぬ愛・ほのかな喜びです。

Date: 2013/01/26(土)

福寿草(ふくじゅそう)
キンポウゲ科フクジュソウ属。
北海道から九州にかけての山林に生育している植物です。
例年になく寒い冬ですが、境内でもやっと開花。
温かみのある黄色の花が咲き、まさに春近しを告げる花です。
「元日草(がんじつそう)」「朔日草(ついたちそう)」とも呼ばれる春を待つ花です。
光や温度に非常に敏感で、昼間でも日がさえぎられると、短時間で花が萎み、再び日が当たるといつの間にか花が開きます。
冬の寒い時季に咲くので、花びらを開閉することで、温度の調整をしています。

花言葉は、永久の幸福・幸福を招く・思い出・祝福・喜びあふれてです。

Date: 2013/01/27(日)

房咲水仙(ふさざきすいせん)

ヒガンバナ科スイセン属。
球根類の花では、一番に咲き始める植物です。
地中海沿岸の原産で、平安時代末期に中国から渡来した花です。
・・・日本独自の花では、ないんですね。
手間要らずで強健で、あまり植え替えをしない方が良いようです。
香りもほのかにあり、切花用として重宝します。
福井県では県花に指定され、冬の寒さ厳しい越前海岸の水仙群落は富に有名です。

花言葉は、秘めたる想いです。

Date: 2013/01/28(月)

金盞花(きんせんか)

キク科カレンデュラ属。
常春の国、我が千葉県。南房総ではたくさん栽培されています。
南ヨーロッパの地中海沿岸地方の原産で、江戸時代の末期に中国から渡来した花です。
オレンジ色が鮮やかで、黄色の花もあり、重量感のある花姿です。
日の出とともに花が開き、夜には花を閉じる、規則正しい花です。

花言葉は、悲嘆・別離の悲しみ・慈愛・乙女の美しい姿・失望・用心深い・静かな思いです。

Date: 2013/01/29(火)

花金鳳花(はなきんぽうげ)

キンポウゲ科キンポウゲ属。
「ラナンキュラス」と呼ばれ、親しまれている花です。
中近東やヨーロッパ東部の原産で、ペルシャ系、トルコ系、フレンチ系の三種に大別されます。
花弁が幾重にも重なり、ボリューム感に溢れる花です。
冬から春先に開花し、花色も赤色、ピンク色、黄色、橙色、白色等豊富にあります。

花言葉は、魅力的・美しい人格・晴れやかな魅力・移り気・魅力ある金持ち・名誉・名声・光輝を放つ・あなたは魅力に満ちているです。

Date: 2013/01/30(水)

仏桑華(ぶっそうげ)
アオイ科フヨウ(ハイビスカス)属。
ご存知「ハイビスカス」の花です。
外は真冬、温室の中は南国ムードいっぱい。
インド洋や太平洋の島々が原産地で、ハワイに持ち込まれてから広まったハワイ州の州花です。
花がなかなか萎れないことから、「レイ(花の首飾り)」に使われます。
ネパールでは聖なる花として大切にされ、マレーシア、スーダンでは国花に指定されています。

花言葉は、信頼・常に新しい美・勇ましさ・勇敢・新しい恋・繊細な美・上品な美しさ・華やかです。

Date: 2013/01/31(木)