十二支はいろいろなところに登場しています。
 
方角を示すときは北は子です。北極星を子の星と呼ぶ場合もあります。
 
船では舳先方向を子、右舷側を卯、左舷側を酉です。
「面舵いっぱい、取り舵いっぱい」はかっては卯舵、酉舵でした。
酉舵が取り舵に変化したことは容易に想像できます。
卯舵が面舵に変化していったことはだいぶ昔にものの本で読んだのですが
申し訳ありません。ちょっと思い出せません。
ご存知の方がございましたら是非是非掲示板へお願いいたします。
また、mailなどいただけたらさいわいです。
 
一般的な鬼の姿は角と虎皮の腰巻です。
鬼門は丑寅(東北)の方角です。なるほどと思わせますね。
ついでに桃太郎ですが桃は邪を払う実と言われています。
太郎は男子の名では当時もっとも優位でした。
鬼退治をするに「桃+太郎=桃太郎」は極めて的確なヒーロー名です。
丑寅の反対方向は未申です。
お伴は丑寅に対抗するものとして羊、猿が候補にあがりますね。
しかし羊は角がありますので鬼の眷族とされて失格です。
申の隣りを見ると酉その隣りに戌。これで決まりです。
酉は鶏ですが雉に昇格。こうして猿、雉、犬のお供が決定です。