十三仏は、初七日から三十三回忌までの法要の本地仏です。 古く南北朝時代から室町時代にかけて成立したといわれています。 十三仏画像の史料は「補巻東遊続集」の中に、 「画作仏像、如是人等、皆成仏道」とあり、 十三仏を描く人もこれに携わる施主も、 祖先の供養ばかりだけではなく子孫繁栄にまで及び、 その功徳ははかり知れないとあります。 そして、それに関係した人はすべて成仏すると記されています。
能満寺では、本堂内におまつりしてあります。