その他の環境整備R

       装飾整備

 春夏秋冬、四季折々の装飾整備は利用者や家族、職員の心を和ませます。
 季節感あるイベントや装飾というのは、精神面のリハビリとしても大変有効です。


どこの施設でも、お正月・節句・七夕・クリスマスなどでイベントや装飾が行われると思いますが、
最近ではほぼ毎月のように何かしら、考えているようです。
施設によっては、10月に「ハロウィン」という行事を考えているところもボチボチ出てきています。

ただ、「ハロウィン」はまだまだ一般的ではありませんし、
ハロウィンでおなじみの、でっかいカボチャ自体も巷では殆ど流通していません。
今回、偶然にもこのハロウィン用「かぼちゃ」が手に入る、加工&パーティに参加してきました。
・・・と言うわけで、施設内でも数年中にはつくることもあろうかと考えて特集をくみました。


【準備するもの】
カボチャ・マジックペン・大きめのスプーン・ナイフ(パン切り用など細いのが使いやすい)・ロウソク
※今回のカボチャはハロウィン用にわざわざ輸入されたもので、一般に出てないかも知れません。
                                                (2004年10月現在)



↑おなじみの「ハロウィン・カボチャ」です。
マジックで下書きをして、上のヘタを切り抜きます。中身は以外にスカスカです。
中の種と多少ベロベロしたのをスプーンやナイフで引っかいて取り出します。




↑ケガをしないように、慎重かつ大胆に切り抜いていきます。
「うりゃー!」「おら!おらぁ!」と掛け声をかけながらやると良いかも知れません。
切り抜いたものを、押し込むのは大変です。内側からスプーンで押し出すと良いでしょう。




↑こんな感じに仕上げました。製作者の性格とかセンスが要求されます。(;´д`)ゞ
くり貫いた部分は内側を広げた方が、後で明かりが綺麗に見れると思います。




↑中にロウソクを立てて、灯をつけました。
上のヘタ部分は元に戻しましたが、長時間点灯する場合外した方が良いと思います。




↑夜になると、こうなります。雰囲気ありますよ〜。
施設内ではロウソクの代わりに電球を使うでしょうが、不隠が増えないよう配慮しませう。


※ナイフ使用時は、滑り止め付の軍手を使ったり怪我をしないようにしましょう。

                                (介護型リハビリシステム研究所)

【追記】
このカボチャ、以外に「もたない」ということが判明しました。
6日経ったら、このとおり↓「ふにゃ、ふにゃ」の「カビ、カビ」になってました。
何だか、「ヨボ、ヨボ」で逆にかわいくなったような・・・

←6日間、外に放置してました。

でも、きちんとした形でならば、せいぜい飾っても3日ぐらいだと思います。
生ものと言う事をすっかり忘れていました・・・・。
もし、施設で使うのであればプラスチックが良いと思います。