その他の環境整備【348】
電動エルゴメーター
〜ペダル固定ベルトの修理B〜
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前回Aでは、壊れた(壊れやすい)箇所と原因、分解方法について書きましたが、
今回は「壊れた(外れた)ベルトをとりあえず補修してみた」という特集です。
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↑ちぎれて外れてしまった足ペダルのベルトです。
今回はこの部品を何とか補修して、再度元の場所へ取り付けてみたいと思います。
↑用意したのは丈夫なベルトとカシメ。
↑カシメのアップです。カシメは手芸屋さんなどで取り扱っています。
インターネットでもセットで販売しています。
取り付ける物の厚さによって、凸突起部分の長さを考慮します。
経験上、長いと歪む、短いと外れることになってしまうからです。
↑接合したい部品を重ねて穴を開けます。
↑一応、2箇所固定することにしました。
↑仮押さえをしている状態です。
この後、頭部分を上から叩いて固定します。
↑本来、固定には打ち具である「カシメ打ち」というものを使いますが、
残念ながら無かったので頭が潰れるのを覚悟で直接叩きました。
↑次にペダルに合わせてベルトを成形し、糸が解けていかないよう
ヒートガンで切り口を溶かして処理しました。
・・・これでとりあえず補修した部品が完成です。
↑取り付ける際はドライバーの先などでネジ穴を広げて・・・・
↑このように固定用ネジを無理やり押し込みました。
↑後はネジをしっかりと締めて固定すれば完了です。
↑この状態でしばらく使うことになりました。
1か月程経過しましたが、今のところ問題なく使えています。
ただ他の部分も劣化が進んでいるようなので、
また壊れて使えなくなるのは時間の問題と考えます。
もし、新しい部品が手に入ることがあれば再度特集したいと思います。
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リハビリシステム研究所
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