その他の環境整備【347】
電動エルゴメーター
〜ペダル固定ベルトの修理A〜
--------------------------------------------------------------------------------
先日、施設の電動エルゴメーター足固定ベルトを自作して交換した特集をしましたが、
同様の故障(部分的なベルト破損)を目撃したので再度特集したいと思います。
壊れやすい場所の考察と、応急修理の過程を2回に分けて紹介します。
--------------------------------------------------------------------------------
↑前回修理したのは白い電動エルゴメーターでしたが、今回は黒色です。
約2年位前にテレフォンショッピングで購入された私物になります。
黄色の○で囲ってある部分が破損している部分になります。
↑壊れていない側のペダルベルト。
↑壊れた側のペダルベルト。矢印部分に切れた跡が残っています。
↑前回のタイプと同じで根元から引きちぎれている症状です。
↑再度、切れていない方を観察します。。。
ここは、中央にペダルの回転軸があるため、ベルト根元を2つに分ける必要があり
結果的に細い構造になって強度が落ちてしまう、最大の弱点部分のようです。
また電動で他動的に足を回すため、長時間引っ張って捻る動作を繰り返すことになり
傷み(劣化)が早まってしまうと考えられます。
↑切れてしまったベルトです。
前回はこれが最初から紛失してありませんでした。
この部品を手に入れようと考えましたが、説明書(保証書)を失くしてしまったとのこと。
本体にも製造会社名・連絡先等の記載は一切なく、
仕方なく可能な範囲で修理を試みることになりました。 ←次回、特集予定
※ネットで調べたところ、メーカーによっては連絡すれば部品を送ってもらえるそうです。
↑分解方法は前回同様、片側ネジ4本を外すだけです。
↑その後カパッと開いて、挟んであるゴム(プラスチック)ベルトを交換します。
部品さえ手に入れば簡単に修理可能なのですが・・・・
調べて見ると、この場所が切れて困っている方が結構いらっしゃるようです。
売りっぱなしではなく、なるべく丈夫な部品にしてもらうと同時に、
せめて本体に連絡先ぐらい記載してもらいたいものです。
●次回は「ベルトの補修と取り付けについて」特集したいと思います
介護型 〜システムでよりよい未来へ〜
リハビリシステム研究所
※bing(Microsoft提供の検索エンジン)で検索♪