その他の環境整備【346】


 エルゴメーター修理と対策

  〜破壊されたエルゴメーターを復活〜


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施設備品は時に信じられない壊れ方をすることがあります。
この場合、製造側にとって想定外の使われ方をした場合が多いと思われます。
今回のエルゴメーター(非電動)もそのような状況でした。。

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↑主に脚力強化として使われている施設内のエルゴメーター。
何度か電源修理をすることで、廃棄処分を回避して何とか使い続けてきました。





↑どこが壊れているかというと・・・大切な「メーターパネル」と「表示」部分です。





↑この部分がガバガバ状態になっていました。
裏のコードが引っ張られたことで表示そのものがおかしくなってきています。
このままでは、完全に壊れて今度こそ
「粗大ごみ」と化してしまいます。





↑ネジが外れてしまったのも原因ではありますが、
実はこのエルゴメーターをずらしたり、移動したりするときに掴む場所がないため、
ここのパネルを無理やり引っ張っていたことが主な原因のようです。
(メーターパネルの左右に何とか掴めるほどの凸が備わっているため)
このままではネジを戻しても、また外力が加わって壊れる可能性が大です。


再度壊れないようにするには、
移動する際に掴む場所が必要です。


そこで急遽、
「掴む物」を考えて取り付けることにしました。





↑用意したのは車いす用の足元ベルトと車いすシート固定用のネジ。





↑これを、折り返してエルゴメーター本体にネジ込みます。





↑こんな感じの「即席ベルト」を取り付けることができました。





↑仕上がりの画像です。これでしっかり持ち上げることができるようになりました。




【おまけ:コード断線対策】



↑パネルが外れていたことで、裏側の耳センサー(脈拍用)コードが断線しました。
そこで、後方への延長コードは使用せず、直接本体につなぐことで解決しました。
(上側のセンサーコードを直接メーター裏へと接続して、下側のコードは使わない。)








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