その他の環境整備【338】
すのこスロープ
〜すのこを使った臨時スロープ〜
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当施設の非常階段に続く踊り場では毎年「桜の花」を綺麗に見ることができます。
しかし、屋内からその踊り場に出るには17cm程の段差が1段あるため、
タイヤ(キャスター)付の車いすや、歩行車で降りることは今まで困難でした。
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↑ここ非常口を出た先に桜の木があります。
この写真を撮影した時点ではまだ咲いていません。
今年こそ、桜が咲く前に間に合わせたいと考えました。
↑ドアを開けた先に問題の段差があります。
↑約17cmの段差がありました。車いすや歩行車で移動するには厳しい高さです。
↑倉庫を探すと、使用していない風呂用すのこが1枚ありました。
これを使って何とかしたいと思います。
↑まず、端の部分を斜めにカットします。
↑反対側には足と補強を取り付けます。
人が乗ると歪んでしまうため、横の補強材で強度を上げました。
↑完成です。
やや角度がきつい(※)ので、スタッフが必ず介助するという条件付きです。
(※本来なら、段差の約6倍で100cmは必要ですが、季節限定、数日のみ使用、
スペースと材料の関係、あくまで間に合わせ・・・等々で・・・)
↑スタッフによる移動テストを行いました。強度的には問題ありません。
車いすの場合、後ろ向きにゆっくりと介助して降りることになります。
↑何とか開花(満開)までに間に合わせることができました。
↑この場所は3階なので目の前で「お花見」できる特等席です。
↑椅子を持ち出し腰かけて、皆でお花見をしている様子です。
⇒ 天気の良い日に3日ほど使って使用終了となりました。
●基本的にスロープは傾斜角度を守らないと大変危険です。
↓スロープについて(専門業者のカタログ説明より)
www.caresupply.co.jp/dcms.../2017_catalog_sulope.pdf
www.firstreform.com/upimg/catalog/13392.pdf
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