その他の環境整備【335】
蛍光灯の交換
〜危険な屋内の高所作業〜
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健康な方にとって、蛍光灯などの天井照明器具の交換作業は、ちょっとした台や
椅子の上に立って比較的スムーズに行うことができると思います。
しかし、腕が上がらない、背中や膝に変形がある、バランスが悪い、目が悪い、
めまいがする等々・・・身体に少しでも問題があると大変危険な作業になります。
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↑在宅で独り暮らし、車いす生活の方ですが、
夜間リビングの明かりが暗くて字が良く見えず不自由しているとの訴えがありました。
女性のホームヘルパーさんが入っていますが、どうやら特殊な蛍光灯らしく
確認してほしいと頼まれました。 ⇒新築時に購入したこだわりの蛍光灯のことです。
↑カバーを外してみると、外側の大きい蛍光灯が切れていました。
ボーッとは光っていますが、照度が低下していて使えない状態です。
↑確かに、蛍光灯のタイプは薄型で二重という、普段見掛けないタイプです。
ご本人はLEDへの交換をご希望でしたが、現時点ではこれに適合するLED管は
発売されていませんでした。
↑特殊な蛍光管だったので適合タイプを調べてネットで購入しました。
↑ご希望で、中央の小さい方も交換。古い方(左)はやや灰色に変色しています。
↑カバーの拭き掃除を行い、取り付ける前に点灯チェック。問題ありません。
↑久々に明るくなったので、かなり喜ばれていました。
屋内が暗いと、動作に危険が伴うだけでなく、精神的にも良くありません。
暗いと感じたら、慣れている方にお願いして早めの交換をお勧めします。
電球交換は危険です。無理をして行わないようにしましょう。
LEDが長期使用できますので、可能なら検討してみましょう。
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