その他の環境整備【322】
エルゴメーター修理
〜車いす中古部品の活用〜
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エルゴメーター(自転車様の訓練・スポーツ器具)はリハビリテーションでも
普段から良く使われている運動器具の1つです。
今回は、これが「
単純な理由
」で使用できなくなった・・・という話題です。
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↑壊れて放置されていたエルゴメーターを発見!
↑サドルの上には「使用禁止」の張り紙が貼ってあります。
使用禁止の理由をスタッフに聞いてみてちょっと驚きました。
↑ここの「パイプエンドが外れて紛失したから」というのが理由でした。
この部品がないと、床との隙間ができて大きなガタつきが生じるため、
エルゴメーターの「乗り降り」と「操作」が危険と判断して使用禁止にしたそうです。
コブシ大の目立つ部品なのですが、散々探して見つからなかったとのことでした。
このまま放置していたのでは、今まで使っていた方が使うことができません。
とりあえず床との隙間を何とか埋めることができないかを考えました。
↑そこで持ってきたのが車いすに使っていた中古チューブ。
↑これをぐるぐると巻きつけます。
↑こんな感じになりました。
余った端の部分はパイプ中央に押し込んであります。
↑アップするとこんな感じです。 かなり適当です。(;´д`)ゞ
↑でも、たったコレだけで安定して使用できるようになりました。
ぱっと見、気がつくことはありません。ズレもなくいい感じです♪
↑車いすの中古タイヤチューブを転用した裏技修理でした。
装着して1か月程経ちますが緩みもなく問題なく使えているようです。
(一時的な補修と割り切った方が良いと思います。)
●車いす用チューブは柔らかいゴムなので様々な補修に活用可能です。
(介護型リハビリシステム研究所)
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リハビリシステム研究所