<危惧なる器具>
一本杖…そのB
なぜか杖だけで、三回目になってしまいました。
今回も、杖先ゴムに関係したお話です。
つるつるの杖先ゴムは濡れた床面で滑りやすくて危険!
・・・と、いうことは毎回述べていますが、
先の細い杖ほど、磨耗しやすい
ということも、一応知っておいて下さい。まぁ、当たり前ですけどね。
以下は余談ですが、
この間、珍しい杖を使っている方がいましたので、その調査報告をいたします。
その珍しい杖とは・・・・・
↓コレです!!
↑「なーんだ、普通の杖じゃん。」と思うかもしれませんが、よ〜く見て下さい。
杖先が何か変だと思いませんか???
↓拡大してみました。
↑なんだ!?なんだ!?スキーのストックかぁ??
・・・てな感じの、妙な杖です。先っぽは丸くツルツルです。
雪の中や、泥の中を歩くのならいざ知らず、こりゃはっきり言って「変」です。
まぁ、杖が無くても普通に歩ける方なので深くは追求しませんでしたが
どうも、息子だか孫に「もらった」らしいということが判明しました。
形状からおおよそ山岳などのスポーツ系を連想したので、調べてみました。
名称は、トレッキングポール です。
杖先ゴム部分は「フレックスチップ」と呼ばれるもので、新品はイボイボ状のようです。
良いタイプはフレームにカーボンまで使われていて、「本格登山にも対応」しているみたいです。
1本1万円前後する高級杖ということが判明しました。
その方は、歩けるとは言っても「本格登山」はさすがに無理ですのでやはり
標準の広めの杖先ゴムのついた杖が良いとお話しました。
おしゃれでも、杖先があまりに細く、
杖先ゴムの互換性がないので、介護の必要な方、
日常の自助具として使う方にはお勧めできません。
(介護型リハビリシステム研究所)
介護型 〜システムでよりよい未来へ〜
リハビリシステム研究所
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