再びワイヤー交換
〜 9年目のリクライニング車いす 〜
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ちょっと前に特集で紹介したワイヤー修理。
案の定、今度は反対側が切れてしまいました。
1日最低でも8回の上げ下げ動作をおこなっているそうですが、
ワイヤーそのものが弱いのか、構造に問題があるのか・・・
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↑再び運ばれてきたリクライニング車いす・・・。
↑「ころがっていた」というメモと一緒に部品の一部も添えてありました。
↑完全に切れています。これでは使い物になりません。
↑「なるべく早期に」という希望でしたので、早速修理に取り掛かります。
↑取り外した部品。これは処分となります。
↑代わりに、この中古部品を使います(前回使った残り)。
↑取り付けました。
このタイプ、バネで常にテンションがかかっているのが劣化を早める一因なのでしょうか?
●●新品購入へ●●
この車いすのカルテを見ますと・・・
H20.01.12購入
H28.02.02左リクライニングワイヤー修理
H28.03.14右リクライニングワイヤー修理
H28.12.15左リクライニングワイヤー修理
H28.02.01右リクライニングワイヤー修理
・・・という修理歴になりました。
さすがに9年めでシートも痛んできているため、今回新品の請求を出しました。
新品が届いたらまた特集したいと思います。
「動くから」と古い車いすをごまかしながら使い続けると危険です。
10年を超える車いすは何が起こってもおかしくありません。
なるべく5〜10年で新品に交換できるよう長期計画を立てましょう。
(介護型リハビリシステム研究所) 介護型リハビリシステム2016公開中