その他の環境整備【289】
自転車整備
その1
〜チェーンがゆるゆるになったら〜
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業務等で自転車を使うこともあるかも知れません。
・・・ということで「その他の環境整備」で「自転車整備」を特集することにしました。
今回はチェーンの話題です。自転車を駆動するのにチェーンは欠かせません。
そのチェーンが伸びることがあります。伸びてしまうと走りにくく外れやすくなります。
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自転車のチェーンがゆるゆるで走りにくいということなので整備します。
↑少し垂れさがった状態のチェーン・・・。
↑こんなに伸びて、ゆるゆる状態になっています。
伸びてしまったチェーンは調整したり、交換したりしますが
最初は調整だけで十分です。
(バイクだったかよく覚えてませんが、チェーンカットした経験があります。)
チェーンが外れやすいのは、単に伸びていることが原因です。
緩んでいると走行中にカチャカチャ音がします。早めに調整しましょう。
放っておくと走行中にチェーンが突然外れることがあり危険です。
↑自転車によっては変速機がありますので、カバーは外します。
↑カバーを外すと車輪の中心に車軸固定用のナットが現れます。
↑このナットはサイズが微妙なのでモンキーレンチで緩めました。
↑反対側も緩めます。(反対側は普通の工具が使えました。)
↑車軸から後ろ向きにネジ山が飛び出しているのが調整部分です。
注油して動きやすくします。
↑右にゆっくりと回して締めていきます。
↑何故、締めるかというと♀状の金具を引っ張って車輪を後ろに下げるためです。
車軸の内側を覗きこむと何となく理解できる(?)と思います。
↑左右同じくらいにバランス良く締めます。締めた跡が残っています。
↑締めすぎると逆に動きが悪くなります。適度な遊びが必要です。
↑多少の遊びを残して、チェーンに注油したら整備終了となります。
実際に走行して動き具合とバランスをチェックしましょう。
【ここがポイント】
( ̄▽ ̄)ノ″
チェーンは使っているうちに伸びてきます。工具があれば調整可能です。
(介護型リハビリシステム研究所)
〜システムでよりよい未来へ〜
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