その他の環境整備【286】


    エルゴメーター修理

         〜電源が入らない〜


--------------------------------------------------------------------------------

  リハビリ室でイベントを行った直後からエルゴメーターが起動しなくなりました。
  どうやらリハビリ器具を移動する際に、無理やり引っ張って断線したようです。
  このままではパネル表示されず、セッティング〜トレーニングが行えません。

--------------------------------------------------------------------------------





↑安定した座位で漕ぐタイプのエルゴメーター。毎日使う器具の一つです。
断線気味でコードの向きを変えながら使っていたらしいのですが、
イベント直後から全く反応しなくなったとのことです。





↑・・・ということで、一番怪しいのが電源コードになります。





↑根元を観察すると中のコードが見えていました。
イヤホンなどもこの部分が断線して壊れるケースが殆どです。





↑取りあえず、原因部分を切り開きます。





↑このくらい裂き開きました。





↑コードは2本共、中で断線していました。。
軟らかくて細いコードなので、耐久性そのものに問題がありそうです。





↑段をつけるように長さを変えてカットします。





↑ハンダづけして繋ぎます。 → 熱収縮チューブで処理





↑ずれないように太めの結束帯でしっかりと縛ります。
(本当は黒色が良かったのですが、コレしか職場になかったので・・・)





↑完成です。 あくまで応急ですが、何とかなりました。





↑普通に起動して、この日から問題なく使えるようになりました。


【ここがポイント】 

         ( ̄▽ ̄)ノ″ 

    配線(電源)部分は無理に引っ張ったりしないようにしましょう。。
    配線どうしがショートすると発火する危険性があります。


                                  (介護型リハビリシステム研究所)


〜システムでよりよい未来へ〜
介護型リハビリシステム研究所
理学療法士,介護,医療,リハビリ,
システム,通所,ソフト,開発,車椅子,整備,修理,機器,製作,独自,作成,PT,研究,紹介,指導,介護老人保健施設,老健,介護保険,中間施設,環境整備,車イス,メンテナンス,メインテナンス,アイディア,論文,学会発表,大会発表,ケア,ケアプラン,
リハビリテーション実施計画書,個別リハビリ,パソコン,工夫,リスクマネージメント,安全対策,やり方,方法,ヒント,具体策,キャスター,大車輪,フレーム,シート,虫ゴム,チューブ,ハンドリング,ブレーキ,フットレスト,アームレスト,Wheelchair,