その他の環境整備【272】

      介護ロボット

      〜 補助金を使っての導入 〜

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政府は「介護ロボット」の導入をすすめています。
現在、介護現場の介護負担軽減のため、自治体を挟んで申請を受け付けています。
2/5に補助の発表があり、なんと締め切りが2週間後の2/19なので、
現場は何のロボットを導入すればいいのか、バタバタと大騒ぎしています。
                <千葉市の補助金のお知らせ
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補助対象となる介護ロボットには3つ全て要件を満たす必要があるそうです。

@日常生活支援における「移乗介護」、「移動支援」、「排泄支援」、「見守り支援」、
「入浴支援」のいずれかの場面で、介護従事者の負担軽減効果のあること。

A次のいずれかの要件を満たすこと
・ロボット(※)技術を活用して従来の機器ではできなかった優位性を発揮すること。
(※ロボット:センサー等で認識し、情報を解析し、解析結果に応じた動作を行う)
・経済産業省が行う「ロボット介護機器開発・導入促進事業」で採択されたもの。

B販売価格が公表されていて、一般に購入できる状態にあること。




Aのロボットは例えばリフターの場合、センサーがあって自動停止すればロボット、
それがなければロボットではないようです。

この条件に見合うリフト(移乗)ロボットを色々と探してみましたが、
リフトの上限が体重100キロ、身長が175cmまでと意外に制限があり、
それ以上の体格の方では使えないという何ともがっかりな状況でした。

・・・とはいえ、折角の補助金なので早速業者のデモを受けることになりました。



↑「スカイリフト」という商品。
これならセンサーもあるし何とか申請に通るのではと考えています。
(何しろ業者も申請してみないと通るかどうか分からないということです。)





↑リチウムイオン電池を内臓していて、コードでつなげば充電できます。
バッテリーは2〜3日持つそうです。





↑膝当て部分。高さはネジで調整可能。前後調整はワンタッチで可能です。





↑胸当てパット部分は非常に柔らかくできています。
ハンドルと肘を置く部分と一体化しています。





↑背中からスリングシートをかけてスイッチオン。





↑ウィィィィィ・・・と静かなモーター音と共に持ち上がります。
この後、目的のベットやトイレに移乗するというわけです。





↑スリングシートには何種類かタイプが用意してあります。
右側は背中のみをカバーしますが、左側は大腿部から覆うタイプで・・・





↑このように安定して持ち上げることが可能です。

     
●結果、申込が殺到して予算オーバーとなりダメになったそうです。。

<その他>



↑これは見守りロボット。
様々なセンサーで感知して、画像をスマホに送ったりデータ化してくれるものです。
(これだと、子供用の見守りシステムで安いタイプがあるかも知れません。)





                                   (介護型リハビリシステム研究所)
                                 介護型リハビリシステム2016公開中

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