〜システムでよりよい未来へ〜
介護型リハビリシステム研究所
その他の環境整備【270】
カラオケ修理
〜ジャンクなカラオケを修理する〜
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通所リハビリテーションで参加と活動に使っているカラオケが壊れたそうです。
カラオケと言いますのはお風呂で使う、「空桶」ではありません。
歌を歌う演奏装置のことで、電源が全く入らなくなったと修理相談を受けました。
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↑下側がスピーカー、上側でCDやカセットを入れて操作します。
重宝して使ってきたそうですが、電源が入らないと「ただの粗大ゴミ」です。
↑おおよその原因はわかっていたので分解します。
↑原因というのはここら辺です。
テープであれこれやってきた形跡が残っています。
いわゆる断線という症状で、こたつなど他の電気製品でも良く起こります。
このように中途半端な状態で使い続けると、「発火」の危険があります。
↑問題の箇所周辺を取り外します。
↑基盤には何か所も丁寧に結束バンドで固定してありました。
本来ニッパなどでカットしますが、手元にないのでカッターでカット・・・。
↑断線箇所〜基盤までのコードを切り外し、使える側の配線部分を引き込みます。
↑その部分をハンダづけして作業終了。
↑普通に電源も入り、復活しました。
↑配線出口部分はズレないようにペンチで締めて取り付けます。
↑作業完了。後は元に組み付けけばOKです。
この後もできる限り現場をサポートして頑張って貰いたいと思います。
●当方、電気工事士の資格を持っています。
電気の知識を持たずに分解すると、火災や感電の危険を伴います。
必ず有資格者に依頼しましょう。
(介護型リハビリシステム研究所)
介護型リハビリシステム2016公開中