靴の中敷について
靴の中敷にも、色んなタイプのものが市販されてきました。
単なる通気タイプや、抗菌タイプ、遠赤外線タイプ・・・等々。
中には、足のアーチや膝関節の変形矯正目的のものまで出てきたようです。
当施設でも、利用者が内反膝(Ｏ脚)でやや膝関節の痛みを訴える方がいましたので
装具屋さんに頼む前に市販ので試してみては如何でしょうか？と話してみました。
しばらくすると利用者が中敷をしてきました。
見てみましたら、非常に薄く弾力性がありすぎで、形状も今一、今二、という感じです。
足のアーチサポートも兼ねる目的？で薄っぺらなものもついています。
↑やりたいことはわかるのですが、あまりにおそまつな中敷です。
両面テープで目的に合わせて貼り付けて、靴の中に敷くようできています。
やっぱり、多少お金がかかっても装具屋に頼むべきだったのでしょうか？？
↑本人に了解を得て、部分改造に着手しました。
アーチ？部分を切り取りボンドを塗ります・・・(本来、両面に塗るのですが靴に
接着剤が着くといけないので、片面だけにしました。)
↑こんな感じに仕上げました。ただ、外側ウェッジとして使うにはあまりにも貧弱で
どのくらい持つかわかりませんが、取りあえずこれで様子をみることにしました。
※装具屋さんに頼むと１万７千円(?!)位するそうですから、ちょっと硬めなスポンジを
加工して貼り付けた方がいいかもしれません。
(介護型リハビリシステム研究所)
