〜システムでよりよい未来へ〜
介護型リハビリシステム研究所
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その他の環境整備【255】


     特殊な歩行車

   〜片足バランスを求められるタイプ〜


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介護保険が始まって以降、介護リース用品が爆発的に増え続けています。
特に、歩行車のタイプは多種多様なのでレポートが全く追いつかない状況です。
現場で実際に見かけた歩行車について、できる範囲で気付いた点を報告します。


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↑今回特集するタイプはコレです。男性の方がお使いです。
シルバーカーに似たタイプは嫌で、格好良いこのタイプにしたとのこと。





↑前方にはバッグがついていて買い物にも出かけられます。




↑タイヤも比較的大きくフレームも太いので安定性があります。
ただ、前方キャスターは「シングル」です。
以前から書いていますが、「シングル」は溝にハマりこみ易いのが欠点です。
実際に、これをお使いの方は、やや斜めになっている踏切を横断しようとして、
前輪がハマってヒヤリとしたとのこと。
⇒後日、「斜め踏切の危険性」を特集予定
そのような場所で転倒したり、もがいているうちに大惨事という可能性もあるのです。





↑内側には・・・。





↑折り畳みの腰掛けがついていますが、かなり低いように思われました。
(メジャーを持参していなかったため、高さは測っていません。)





↑ブレーキは流行りの下げるとロックするタイプです。



 

↑本体の折り畳みは、
4輪を固定しているフレームが手前に来るようになっています。





↑問題は、折り畳みの方法です。





↑畳むにも、広げるにも「片足でレバーを踏む」必要があるのです。

この片足を浮かせて前に突き出して行う作業が、バランスの低下した方には
危険を伴うのでは?と感じました。
安定した椅子のある場所で腰掛けて行う場合は安全かと思いますが、
もともと足腰の弱った方が使う歩行車ですので、立位で行うのは
避けた方が無難かと思われます。






                                   (介護型リハビリシステム研究所)