〜システムでよりよい未来へ〜
介護型リハビリシステム研究所
その他の環境整備【246】
下肢装具の調整
その2
〜足趾部分にクッションを装着〜
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前回とは別な方ですが、自分で自宅で足の爪を切ったところ、
親趾(おやゆび)を深爪したらしく、そこからバイ菌が入って痛くて歩く練習が
できないので何とかしてほしいと頼まれました。。
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↑歩くと足趾が全体に曲がってくるので、そのため趾先にぐっと圧力がかかって
傷口が傷むようなのです。
装具屋さんにお願いするとなると、その間歩行訓練ができません。
・・・おまけに費用までかかってしまいます。 (-_-;)
対処方法としては、緊張による足趾の曲がりをある程度押さえつつ、
趾全体を軽く浮いた(除圧した)状態にするのが理想です。
せっかく頼まれたので、
・・・・速攻で何とかしたいと思います!! ((; ・`д・´))
↑「何か材料はないかな〜。」と探していたら見つかったのが水道凍結防止用の
クッションです。以前、マイクロ波治療器の椅子に使っていた残骸です。
↑これを適当な長さにカットします。
「適当」とは言いつつもそれなりに考えていますけど・・・
 ̄∇ ̄;)
↑ある程度の凸が確保できたら・・・。
↑ガムテープで張り付けます。
母趾(親趾)部分を含めて、少し高めに重ねて調整しています。
↑裏から見るとこのような感じです。
↑装着した画像です。分かり辛いですが、先端がやや浮いています。
↑「ちょっとは痛むけど大分楽になって歩きやすくなった。」と、
いつも通りに歩行訓練されている様子です。
この後、傷口の処置等も行ってもらい、数日で痛みは無くなりました。
痛みがなくなったので、この「趾枕(ゆびまくら)」は不要となり取り外しました。
(いつまでも貼り付けているとガムテープがベタベタしてきますので・・・)
(介護型リハビリシステム研究所)