その他の環境整備【247】


　　　　　歩行器の修理

　　　　〜歪んだキャスターを戻すには〜


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歩行器なのですが、四つの足にいずれも小さなキャスターがついているので
使い方としては歩行車・・・という微妙なカテゴリーにある福祉用具があります。
個人的にはタイヤで転がすので「歩行車」の仲間に加えたいところなのですが。。

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↑評価の時にキャスター１個が変な方向を向いているのに気がつきました。





↑単なる歪みだろうと元に戻そうとしましたが簡単には戻りません。
プラスチック製なので無理に力をいれると「バキッ」と壊れそうです。





↑とりあえず横に倒してみました。



　　

↑こんな感じに右側だけ歪んでいます。これでは真直ぐ進まずストレスになります。





↑よく見るとプラスチックのストッパーらしきものが歪んで浮いています。
何かに「どかん！」とぶつけたのかも知れませんし、「ぐしゃっ！」と押しつぶした
のかも知れません。いずれにせよ何らかの外力がかかったものと思われます。





↑とりあえず、壊れている足を取り外します。





↑ここのストッパーを外して何とかしたいので調べていると・・・・





↑反対側に小さなネジを発見！おそらくコレだろうと予想して・・・





↑プラスドライバーで外して・・・





↑マイナスドライバーで抜き取ることができました。
この後、キャスターの向きを正常に戻して、ストッパーも元通りにセットしました。
（ストッパーは折れてはいませんでしたが、歪みが生じていてややガタつきが
残ってしまいました。強度的にかなり問題がありそうなプラスチック製パーツです。）

ストッパー自体の歪みが残っているので、何かのはずみで同じ状況になる
可能性もあります。その時はリース業者と相談するようにお話してお渡ししました。


●どんな製品でも、「軽量＝強度不足」でない製品を開発していただきたいものです。





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(介護型リハビリシステム研究所)