〜システムでよりよい未来へ〜
介護型リハビリシステム研究所
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その他の環境整備【242】


    一本杖のがたつき

      〜握り部分のがたつき調整〜


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通所利用者からスタッフに「杖がガタつくので何とかできないか」と言われたそうです。
何とかできるかどうか・・・とりあえず杖をチェックすることになりました。


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↑届けてもらった杖。
スタッフは買い換えてもらった方が早いのに・・・と言っていましたが、
使っている本人は慣れている杖なので何とかしたいと強いご希望です。





↑握り部分が木製でしっくりくるのですが、このタイプの杖は金属支柱の間に
微妙な遊びができやすく、僅かな「がたつき」が発生することが多いようです。





↑固定部分はリベットなので下手にいじると危険なため、何とかガタつきの
原因である僅かな隙間を埋めることに努力したいと思います。




↑微妙な隙間を埋める丈夫な材料・・・ということで用意したのがホチキスの針。





↑ボンドで隙間全体をコーティングして・・・。





↑ホチキス針も杖の隙間に入るように、カット・整形して加工します。


 

↑あとはマイナスドライバーで隙間に押しこんで、
ボンドが固まらないうちに、ボンド余りを綺麗に掃除したら終了です。

この結果、がたつきはかなり抑えられ、使用者本人もかなり喜んでいました。
しばらく様子をみて何かありましたら再レポートしたいと思います。








                                   (介護型リハビリシステム研究所)