その他の環境整備【215】
排煙窓に要注意!
〜植物で排煙窓が開かなくなる〜
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火事になると新建材から有毒なガスが出て、そのガスを吸ってしまうことと、
煙で見透しがきかなくなることで避難困難になるそうです。
その煙(有害ガス)を逃がす為に「排煙窓」は真っ先に開けるということなのですが・・・
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前回、物療機器にる事故の危険性ついて特集しましたが、
今回は火事のときに使う「排煙窓」の特集です。
物療機器から火災が発生した病院の火事は、記憶に新しいと思います。
これ以降、消防の指導も厳しくなってきました。
(スプリンクラーの直下に、散水を防ぐようなものを置かないなど)
・・・ですが、その消防の指導でも指摘を受けなかった「
盲点
」がありました。
後日、消防訓練を行おうと見回っていた
職員がたまたま発見
したものです。
↑当施設の中庭の様子。時々、業者さんに手入れをしてもらっています。
↑つる性植物が伸びています。
↑一見、何事もないように見えますが・・・
↑つるの力というのは半端なく、全く窓が開かないのです。
↑びくともしない窓になっていました。驚きです。。
↑後日、このようにきちんと開くよう綺麗にしてもらいましたが・・・
暖かくなるとまた同じ状況になることが容易に想像できます。
排煙窓の近くに、つる性植物は植えない方が良いかと思います。
●排煙窓がきちんと開くか定期的にチェックしましょう●
(介護型リハビリシステム研究所)
〜システムでよりよい未来へ〜
介護型リハビリシステム研究所