その他の環境整備【187】
歩行ロボット
〜歩行アシストロボ、HAL〜
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前回、「PARO」についてちょっとだけレポートしましたが、
後日、業者さんにロボットスーツ「HAL」を持ってきてもらいました。
未来に向けた環境整備を体験してみたいと思います。。
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↑どでかいアルミ製のケースに入れられてきたデモ機。
↑ケースの中から取り出した状態です。靴が各種サイズ用意してあります。
↑構造上(耐久性確保上)、背屈のアシスト機能はないそうです。
↑対象者のサイズの靴を取りつけます。
↑使ってみたいという、ご利用者(左半身不全麻痺)に体験してもらいました。
経皮電極で電気信号をひろうため、このようなパッチが必要になります。
↑下から順番に固定していきます。
↑膝の位置は簡単に調整できるようになっています。
↑バッテリーを取りつけます。バッテリーはこのサイズしかないそうです。
リチウムイオン電池で、90分位の持続時間とのことでした。
↑何やら、隣でノートパソコンをパチパチと・・・・。
↑膝の屈伸で電気信号を確認。
↑立ち上がって重心位置を確認。
↑足の間の赤丸が四角の中に入るように、自分で調整します。
↑体験歩行開始です。
本人曰く、「重い、使いづらい」とのことでした。。。
ちなみにコードレスです。アシストは屈曲・伸展のみで外転とかはありません。
この後、私自身も体験させていただきましたが、
立ち上がり動作と立位保持については、比較的「楽」で「安定」していましたが、
歩行については「違和感たっぷり」で、通常の歩行ができず、
まるで深雪の上を歩くような大げさな歩行となりました。
後ろ歩きは何かにつかまらないとかなり怖いです。
平行棒を周囲をぐるっと2周程回っただけで何キロも歩いたような疲労感が
残りました。筋力強化には良いかも知れません。
職員は「大リーグ養成ギプスみたい・・・」と言っていました。
興味のある方は、是非一度体験されることをおすすめします。
・・・以上、未来体験レポートでした。
(介護型リハビリシステム研究所)
〜システムでよりよい未来へ〜
介護型リハビリシステム研究所