<危惧なる器具>
危険なタイヤ
〜ボロボロになるソリッドタイヤ〜
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大手メーカーMで扱っている車いす(ハイポリマータイヤ)に問題がありそうです。
業者間ではかなり知れ渡っている状況らしく、取り急ぎ報告したいと思います。
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↑以前、通販でも話題にした車いす。病院・施設でも多く採用されています。
これはソリッドタイヤ(ノーパンクタイヤ)がオプションでついたバージョンです。
↑「故障中」と張り紙がしてあり、処分を待つ状態だそうです。
現場スタッフは「ソリッドタイプは丈夫と聞いていたのに、今後は購入しない。」
とのこと。かなり怒っているようです。
見た目は比較的綺麗で問題がなさそうですが、何があったのでしょう??
↑タイヤを表面から見る限り、溝もあります。
↑
側面からみると何やら怪しい様子が・・・
触ってみると \(◎o◎)/
↑こんな感じで簡単に開くことができました。内部はぼろぼろです。
( ̄□ ̄;)!!
いったい、何がおきたのでしょう。
↑ここから・・・
↑このように簡単にズレます。いつ、外れてもおかしくありません。
↑横から見たところ・・・
↑びろんと伸びます。「パンツのゴムか!」と突っ込みを入れたくなります。
↑拡大図。内部の固定紐とつながるゴム部分がボロボロになっています。
↑そのゴムがぽろぽろと床に落ちてきます。最悪です。
↑これは2006年の1月に製造されたもの。
取材したのが2012年9月ですから、6年半でこの状態。
平成22年度から車いす耐用年数は6年となりましたが、
それ以前に製造された車いすで耐用年数5年だとしても、これはひどすぎます。
何がひどいかといいますと・・・
「車いすの命であるタイヤが外れる」ことは、
「操作できない、ブレーキが効かない」ことで、
「利用者の生命に直接関わる」ことなのです。
この車いす1例だけだと説得力に欠けるので、もう1台紹介しましょう。
↑やはり同じメーカーの、同じタイプの車いす。
外来用なので頻繁に使っているわけではありません。
このタイヤを見て、愕然としました。
ヽ(゜д゜)ノ
↑大きく亀裂が入って浮き上がっているのです。
↑ほかにも、あちこち大きな亀裂が!!!!
↑7年半経つとこのようになってしまうのですね・・・。恐ろしい・・・。
業者に言わせると、「修理できないのでこのまま処分」とのことです。
「最近、このメーカーのこのタイプはこの症状になる」との情報も得ました。
通常、車いすは10年くらい使い続けるのはザラです。
今後あちこちで大きな事故が起こる可能性が高いと考えるのは私だけでしょうか?
さて・・・、大手メーカーは今後どのように対応するのでしょうか??
まさか、知らんぷりなんてことは・・・
(介護型リハビリシステム研究所)
介護型 〜システムでよりよい未来へ〜
リハビリシステム研究所
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