その他の環境整備【185】
厨房内の整備
〜熱湯による火傷リスク対策〜
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厨房床の老朽化で大釜から排水する際に、水漏れの危険があるとのこと。
対策として修理に100万円かけても、結局意味がなかったそうです。
厨房内はさすがに自らの環境整備外と関わらないつもりでいたのですが・・・
やはり我慢できず、とりあえず調査することにしました。
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●今回はデジカメを忘れていたので携帯で撮影しています●
↑これが大釜。利用者と職員の食事に毎日お世話になっています。
↑熱湯を捨てる際に、手前でなく反対側(壁側)に傾けるのですが、
温度差で何度ペイントしてもバリバリに剥がれてしまうそうなのです。
下地のコンクリートが出てきて、このまま浸透して傷むと下の階が利用者の
居室なので水漏れの危険があるとのこと。ちなみにここは3階です。
仕方なく、手前に傾けて少しずつ外へ排水しているそうなのですが、
熱湯がかかりそうになり、毎日大変危険な思いをしているそうです。
↑そこでホームセンターでお湯を受ける容器を探してきました。
ペット用のお風呂に使えるタイプで比較的大きなものです。
底には排水用の栓がついています。
上の画像はお湯を捨てる実験をしているところ。
↑傾けていくと途中で、縁が干渉してしまいます。
この出っ張り部分を何とかしなくてはいけません。
↑そこで得意(?)のグラインダーでカットすることにしました。
↑このように仕上げました。
↑このようにかなり下げられるようになり、問題解決となりました。
100万円でダメだった内容が、2千円で解決した瞬間です。
それにしても厨房内にまで手を広げることになってしまうとは・・・
何だかんだで殆ど営繕みたいな事をやっています。。。
(介護型リハビリシステム研究所)
〜システムでよりよい未来へ〜
介護型リハビリシステム研究所