その他の環境整備【163】


   トランスファーボード・2

       〜身近な材料で製作〜

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   本来は、物品請求して購入して貰うのが筋だと思うのですが、
   ダンボールで使っている現場を見過ごすこともできずに、
   身近なものから製作してみることにしました。
   強度のあるプラスチック板を探すことからはじまります!
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【特集:トランスファーボードの製作】


●かなり大変な作業になりますので「絶対に」おすすめしません。
介護現場の現状を多少なりとも理解していただければと思い特集にしています。


   

↑現状のダンボールでは頻繁に使うほど強度が低下していきます。
一度歪みが生じてしまうと、どんどん歪みが強くなってしまうのです。

そこで、あれやこれや探索して材料を探しまくり、
無理やり加工して何とか作り上げたのが以下のプラスチック板。。
随所の白い線が格闘した痕跡です・・・・。 (;´▽`A`` 

 

 

↑厚さは5mmで強度も十分。



  
さて・・・材料は何でしょう??  ( ̄w ̄)



 

↑答えは、
「配管用塩化ビニルパイプ」でした!!!


 


↑直径は約17cm。かなり大きなサイズ。。
材料とした理由は、コレしか施設内に転がっていなかったから・・・です。
気合で何とかしたいと考えました。


 

↑まずは、ノコギリで半分にカットします。

次に、これを如何に平らにしていくかが問題となります。


 

↑得意技のヒートガン作戦です。かなりブ厚いので上手くいくかどうか・・・。


 

↑広範囲なので、なかなか思うように変形してくれません。
ヒートガンが壊れると困るので、途中で諦めようかと思いましたが・・・。


 

↑無理やり体重をかけて拡げていくことに・・・。


 

↑2人がかりでひたすら熱を加えて変形させていきます。


 

↑ようやく熱が伝わり何とか変形してきました。


 

↑でも、波立っているので平らにしなくてはいけません。
ここからが更に大変な作業に・・・。


 

↑あの手、この手で熱を加えて平らに延ばしていきます。


 

↑何だか、職人(鍛冶屋)になったような気分です。。。


 

↑何とか、実用的な板状に加工できました。
本当に大変な作業なので、もう2度とやりたくありません。


 

↑あとはノコギリで四隅の角を落として・・・


 

↑全体をやすりで丸くしたら出来上がりです。


●使った様子は前回の特集を参考にしてください。。
くれぐれも真似しないようにしましょう。時間と体力をかなり消耗します。

今回は、トランスボードの利便性を確認するために、試用として導入しましたが、
本来の安全な製品版を購入することを切におすすめします。




                                  (介護型リハビリシステム研究所)


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介護型リハビリシステム研究所
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