〜システムでよりよい未来へ〜
介護型リハビリシステム研究所
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<危惧なる器具>


    空気が入らない車いす

     
    〜スーパーバルブの不具合〜

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    以前も特集したことのある、虫ゴムレスのスーパーバルブの不具合ですが、
    今回も同じような症例を見かけましたので報告したいと思います。


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ある日、某施設内の車いすのタイヤ空気圧を点検していると、
1台だけ空気の不足している普通型車いすを発見しました。




↑問題の車いすです。
他の車いすはしっかりと空気が入っているのに、この車いすだけが両輪共に
空気が不足していました。




↑力一杯押さえると、ここまでタイヤが凹みます。早めの空気補充が必要です。




↑比較的新しいタイプの車いすです。
スーパーバルブを使ってある証の「ブルーキャップ」がついています。




↑早速空気を入れようとしましたが・・・・入りません。
あれ??空気入れが壊れたかな???と思ってチェックしましたが、
空気入れは問題なさそうです。


・・・・となると、スーパーバルブそのものが怪しい・・・・(; ・`д・´)




↑入っていたスーパー・バルブ。
車いすメーカーのスーパーバルブは、100円ショップのと微妙に異なります。
(個人的な感想ですが、経験上100円ショップのタイプが優秀なような・・・)




↑試しに、空気入れに直接つけて圧力を加えてみましたが、
空気は全く出て行く気配がありません。。。


・・・・おそらく以前と同じ症状・・・・

 
「スーパーバルブ内のゴム固着」と考えられます。( ̄〜 ̄;)




↑以前のように「鬼のように」空気を入れまくって・・・・・・・
『もうこれ以上、ポンピングできない!!!』というところまで、圧力を加えていましたら・・・

「ばしゅっ!!!!」という開通音と共に、空気がパンパンに入りました。


この症状が、両方共におこっていたのです。
これは、やはりスーパーバルブそのものに原因があると考えます。


虫ゴム劣化による、車いす事故を起こさないように
「スーパーバルブ」を標準化したとしても、
このような不具合が起こる部品が使われていれば、
空気を入れたくても入れられず、空気不足に陥り
かえって重大な事故を引き起こすことでしょう。

   
 大変危険な症状です。



↑車いすのフレームに貼ってあったシールです。2009年製。製品番号も表記されています。


●このような症状になった場合、早めにメーカーや購入先に連絡してください。
 100円ショップのスーパーバルブと交換しても問題なく空気が入り安全に使うことができます。




                                   (介護型リハビリシステム研究所)

← 本来、圧をかけると開くはずの
   この部分が詰まっているように見えます。