ミニミニトーク・小話部屋25 管理人の趣味部屋

                                              
ここでは、管理人が考えたり、体験したりした情報を主に特集しています。


その1:警告ランプ点灯!!

ある日突然、ムーヴ(L900S)のエンジン警告灯が点いたり消えたりするようになりました。
それなりに走るのですが、なんとなく力が不足している感じがします。

  
↑走っていてしばらく点いたり、しばらく消えたり・・・気になって仕方ありません。


↑停車して取扱説明書を見てみました。
そこには「制御システムに異常があったとき〜・・・」と書いてあるだけ。

ネットで調べると、このタイプの車はO2センサーがかなり怪しいみたいです。
センサーが壊れると、この症状が出るらしいのです。
するとコンピューターが自己判断でエンジンを保護するために、
ガソリンを濃く(リッチ状態)するそうです。
いずれにせよ、このままではエンジンにも燃費にもよくないのでデイラーに連絡して、
コンピューター診断してもらいました。(今の車は、不具合のデータが残るようになっています。)

・・・・結果、やはりO2センサーとのこと。

部品の値段を聞くと、ネット上の価格より安いので取り寄せてもらいました。(5200円也)
翌日、デイラーまで部品を取りに行き、早速その夜に交換作業です。


↑届いた純正部品です。


↑O2センサーは2個ついているのですが、今回はこちらのセンサーが壊れました。
(デイラーで確認してもらったので間違いありません。)


↑整備スペースが狭いため、仕方なくモンキーレンチで外します。


↑新旧の比較です(左が新品)。パーツが丈夫になっているとよいのですが・・・


↑差し込み部分の奥にはメッシュ状のものが見えます。


↑最後にメガネレンチでしっかり締め込んで、遮熱板を取り付けたら作業終了。

何のことは無い簡単な作業でした。

その後、警告ランプは点かなくなり、新しいセンサーにより空燃比が適正になったためか、
アイドリングも安定してやや力強い走りになりました。



その2:ロアアームのダストブーツ交換

20万キロ間近ということもあり、破れているのはわかっていたけど1年近く放っておいた
ロアアーム・ボールジョイント・ダストブーツ・・・・。
整備箇所が面倒な場所にあるので見ないふりをしていましたが、O2センサーを取り寄せるのと
同時に注文しました。(1個770円也)


↑届いたパーツ。タイロッドエンドブーツと同じ形状をしています。



↑車の中で一番低い位置にある交換部品です。
作業スペースが狭いので何かと大変。しかも、この日は雨でした。。



↑切れたブーツから、グリースがはみ出ています。



↑両前輪を持ち上げてスタビライザーを外しましたが、SSTが入らず外せません。
仕方なくロアアームに下方向へテンション(面圧)を加えつつ、ハンマーどっかん方式で外しました。
下方向への圧力は「板」と「ジャッキ」の組み合わせ。これを考えつくのに相当な時間を要しました。
※「どっかん方式」は叩いた部品を壊す可能性があるのでおすすめしません。




↑左が新品。右が20万キロ近く走行して破けたジョイントブーツ。


  
↑ジョイントのガタをチェックして問題がなければ、綺麗に古いグリースを拭き取り
新しいグリースを塗りこみます。その後、新しいブーツを被せます。



↑いつもの紙筒を利用してトントンと叩いて押し込みます。



↑運転席側。空気が残ったのか少し膨らんでいます。



↑助手席側。今度は余った空気を抜くと、逆にピッチリと張り付くみたいになりました。

空気の入り具合が気になったのでデイラーの整備の人に電話で質問すると、
「特に気にしなくてもいいですよ。」と言われました。
「グリースが足りないのかも」と言われましたが、入れすぎるのも問題ありそうなので
この程度で妥協した次第です。
この後は軽くブレーキ稼動面のオーバーホールを行い元に戻して作業終了。

       ・・・・翌日、首の周りが筋肉痛になりました。。。



その3:ついに20万キロ


ついにL900Sが20万キロを走行しました。
O2センサーも新しくなったことで非常に調子よく、
エコな運転を心掛ければリッター18キロ位走ってくれます。
最終的は目標は30万キロですが、素人のユーザー整備でどこまでもつやら・・・





その4:オルタネーター(ダイナモ、発電機)の交換

昔のオートバイなんかはよく故障していましたが、
最近のオルタネーターは性能も向上してきているので、トラブルには見舞われることは
少ないと思います。

ですが、さすがに20万キロ走行した後となるとブラシやベアリングの摩耗が気になります。
特に、ブラシが限度を超えると発電そのものができなくなり、突然のエンジン停止などで
困ることになります。
いつでも、どこでも、すぐ交換できる部品ではないので、今のうちに交換することにしました。


↑運転席側のタイヤハウスの更に奥に見えるオルタネーター・・・



↑車体下に潜り込んで見上げるとこんな感じに固定されています。
車によっては上から外せる整備性のよいタイプもありますが、最近は車内スペースを
拡大させることで、エンジンルームが狭くなり、整備性は犠牲にされてきています。



↑ベルトやボルトを外しても、簡単には取り外すことができません。
仕方なく、ブラシだけ交換しようか・・・とも思いましたが・・・・。



↑邪魔な鉄板部分を「ぐにっ」と曲げて取り外しました。
以前、ミラでも同じことをした記憶があります。多分、これで正解なのでしょう。



↑以前、部品屋さんから買っておいた中古パーツです(右側)。
走行距離は少ないようなことを言っていましたが、どうでしょうか??


↑ブラシを外して摩耗具合をチェックします。


↑左は20万キロ走行してきたもの。右は中古パーツのもの。
右側は十分に残っています。
以前は、ブラシを「ハンダこて」で新品に交換したこともありましたが今回はやりません。
ベアリングも問題なさそうでしたので、このまま組み付けて終了です。



その5:そろそろ次の部屋を準備したいと思います。。