その他の環境整備【136】
プラスチック短下肢装具
〜ポリプロピレン製AFO・完成〜
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前回は足装具の「仮合わせ」でしたが、今回は「完成」となります。
こちらの指示どうりにできあがっているか、
あたりのある部分はないかなどチェックして、装着−立ち上がり−歩行など
諸動作を行って再度チェックを行います。
(経験をもとに記載しますので、学校のテキストとは異なる可能性があります)
その後、装具屋さんにその場(無理なら持ち帰り)で調整してもらいます。
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↑ようやく仕上がってきました。
一見、普通のプラスチック短下肢装具ですが、
隅々にこだわりのオーダー箇所があります。
今回はその全てに要望どおり応えてもらうことができました。
(個人的に「装具」は担当者と利用者の「愛」と「希望」が詰まっているものと
信じています。それだけに、理解不能な装具をみるとがっかりしてしまいます。
以前、某大学病院にどうしてこのような装具を処方したのか電話で問い合わせた
こともあったくらいです。)
↑装着して歩行チェックを行います。
今回は特に問題はありませんでしたが、保証期間※がありますので
何か問題があれば装具屋さんに連絡して、納得いくまで調整してもらいます。
※ここの大手装具屋さんは、品質不完全での故障の場合、保証書を添えれば
1年間無料で修理してくれます。
以上・・・我流ではありましたが、「装具のできるまで」を特集いたしました。
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今回取材した装具屋さんは、25年以上もお付き合いのある川村義肢です。
装具について詳しく知りたい方は「
川村義肢ホームページ
」をご覧下さい。
見学もできるみたい
です。
工場(製作現場)を見たことのない方、興味のある方は
是非見学をおすすめします!!
(介護型リハビリシステム研究所)
〜システムでよりよい未来へ〜
介護型リハビリシステム研究所