その他の環境整備【133】
ミニシルバーカー
〜最近のコンパクトタイプ〜
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よく見かけるミニ(コンパクト)サイズのシルバーカー。
私的には支持面積が狭いので、何かにキャスターが引っかかったり、
急に方向転換をしたときにバランスを崩して転倒する可能性があるため、
十分な歩行能力のある方が補助的に使用する以外、あまりおすすめしません。
腰掛け部分も狭く肘掛けもありませんから、腰掛けとして使った場合、
動作が不安定になり転倒する可能性もあるのです。
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↑普通サイズには肘掛けがありますが、ミニサイズにはありません。
足腰が弱い方のシルバーカーは、ミニよりも普通型を選択しましょう。
↑歩く際に大切なポイントは、足をしっかり前に出せるかということ。
当たり前のことですが・・・・。
↑足が干渉しないようなフレーム構造になっているかが重要です。
ここに余裕があると体を近づけて、上体を起こして歩くことができます。
↑フレームが足元で邪魔していると、足が十分前に出せずに
上体を前に曲げて小幅で歩くようになってしまいます。
このミニシルバーカー、最新タイプのようで随所に工夫がしてありました。
↑ここについているレバーを握って軽く引っ張ると・・・
↑この通り、コンパクトなのが更にコンパクトになります。
これだと、車に積むのも簡単ですし、玄関の隅にだって納まりそうです。
↑何より感心したのは、背面に大きく貼ってあった説明書き。
車いすの各メーカーに見せてあげたいくらいです。
介護保険対象外のシルバーカーですらここまでしっかりしているのですから、
保険対象の福祉機器を製作しているメーカーはもっと努力しましょう。
↑ブレーキのロック機構も片手で簡単。
↑ブレーキ効き具合の調整も簡単です。
このような前ハンドルのシルバーカーは介護保険のリース対象には
なりません。ただ、自治体によっては老人福祉で購入の補助をしている所が
ありますので、購入前に電話で問い合わせてみてください。
ここのメーカーで過去に製作した歩行車(横ハンドルの介護保険リース対象品)が
リコール対象になっています。「
ピウプレスト75・ヘルシーワンWR75
」
もし使っているようでしたら、直ちに使用をやめてメーカーに連絡しましょう。
(介護型リハビリシステム研究所)
〜システムでよりよい未来へ〜
介護型リハビリシステム研究所
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