その他の環境整備【132】


    キャスターの特性

   〜極太キャスターはなぜ安全か〜

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   前回の「極太キャスター」特集のつづきです。
   今回は別の一般タイプと比較するため、実際に屋外の側溝蓋を調査してきました。
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↑前回特集したシルバーカーです。




↑この通り、リアのキャスター幅が約5cmありました。
それにしても思い切った太さです。サンドバギーみたい。
もっと太くしたら水に浮いて走行できたりして・・・。ヽ(^▽^;
アクアシルバーカーか?!




↑一般的なシルバーカーのキャスターは・・・といいますと。。




↑この通り、約2cmです。


ここで、実際に屋外へ定規とデジカメを持って出かけました。(b^ー゜)



    
調査開始!!(^o^)丿


この後、意外な結果が明らかになります!\(◎o◎)/!






↑よく見かける金属製の側溝蓋です。




↑約2.5cmありました。




↑コンクリート製の側溝蓋です。これが最も一般的でしょう。




↑やや広めで3cmありました。


つまり、2cm程度のキャスターではどちらもすっぽり入ってしまいます。
逆に5cmあれば余裕でクリアとなるわけです。
この位、安全性に差があるのです。

歩行時に急に溝にキャスターが挟まってしまうと、足をとられて最悪・・・

 「転倒⇒骨折⇒寝たきり⇒肺炎⇒死」

という連鎖に陥ることがあります。

足に干渉する恐れがなければ、リアのキャスターも太いにこしたことはないのです。


方向転換が大変では・・・と思うかも知れませんが、キャスター中央がやや凸に
なっているので抵抗はそれほど感じません。






                                  (介護型リハビリシステム研究所)


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介護型リハビリシステム研究所
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