その他の環境整備【131】
極太シルバーカー
〜時代は「ごくぶと」!?〜
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特養のデイサービスを利用している方が、使っているシルバーカーに
ちよっと変わったキャスターが採用されているのを見かけました。
個人的には少々感動したので、今回はその特集になります。。。
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↑一見普通のシルバーカー・・・。
ですが・・・、良く見ると通常のシルバーカーに比べてどこかが違っています。
↑この角度から見るとわかりやすいかも知れません。。
これだと画像が小さいので、もう少しアップしてみましょう。
↑これを見てください!
こんな幅広いタイヤ初めて見ました。
↑ここで紹介するにはもう少し具体的数値が必要だと思い、定規を持ってきました。
この通り、約5cmあります。
このくらい広いと、土や砂の上などを走行するときにタイヤが沈み込まずに
楽に安全に走行できます。
また、側溝蓋の隙間にも入り込まなくて安全です。
(側溝蓋の隙間については次回に取り上げます。)
↑前輪はダブルキャスター。首振りはロック・解除ができるようになっています。
↑ブレーキはワンハンドル。この方が簡単で使い易いでしょう。
片手の握力が低い場合も何とかなります。
下に押し下げるとブレーキがロックする仕組みです。
↑ブレーキを引くと、キャスター内部のパットが押し上がり、
内側からキャスターを押さえ込んでブレーキをかけるという仕組みになっています。
ロックの場合は下へ下がってギザギザと噛み合って動かなくなります。
車いすよりも、ずっと安心感のある構造です。 (-_-;)
↑ブレーキワイヤーも指先で簡単に調整可能です。
↑アップした画像がこちら・・・きちんと説明まで書いてあるところが親切ですね。
ちなみにこのような前ハンドルのシルバーカーは介護保険のリース対象には
なりません。ただ、自治体によっては老人福祉で購入の補助をしている所が
ありますので、購入前に電話で問い合わせてみてください。
(介護型リハビリシステム研究所)
〜システムでよりよい未来へ〜
介護型リハビリシステム研究所
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