その他の環境整備【122】
割れた握り手
〜一本杖の寿命〜
普段から便利に使っている一本杖。
使用頻度や使い方にもよりますが、杖先ゴムを定期的に交換していれば
5年〜10年は平気で使っている方もいらっしゃいますし、
施設や病院の備品でも問題なければそのくらいは普通に使っているようです。
壊れる原因としては、杖の柄と握り(グリップ)のジョイント部分にガタが出たり、
伸縮部分にガタが出はじめた場合が殆どですが、
中には、杖の柄が歪んだり、杖の「握り手部分が割れる」ということがあります。
一時期、『とある』メーカーの杖はパタンと倒すだけで握り手部分に簡単にヒビが入って、
かなり閉口したことがありました。
そのメーカーとは違いますが、今回久しぶりに割れた杖に遭遇しましたので紹介したいと思います。
↑これが壊れた杖です。握り部分がひび割れてしまっています。
↑指で軽く力を入れただけで、このようにパッカリ開きます。
↑ここは一番力が入る部分ですから、そのまま使い続けることは大変危険です。
直ぐに使用をやめて新しい杖を購入しましょう。
メーカーには少々ぐらいのショックが加わっても簡単に割れたりしない、
丈夫な杖を作ってもらいたいものです。 転ばぬ先の杖なのですから!!
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【その他の情報】
厚生労働省が、介護保険制度が創設されて10年を経過したということで、
利用者、事業者、従事者、自治体等関係者の皆様からご意見をいただきたい・・・と、
意見募集しています。
期間はかなり限られています(3月31日(水)まで)。
ご意見のある方はお早めにどうぞ。
詳しくは以下の部分をクリックしてください。
介護保険制度に関する国民の皆さまからのご意見募集
●当研究所は既に提出しました●
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何でもそうですが、本音というものは一番最後にくることが多いです。
このアンケートの一番最後と、最後から2番目(問5と問6)には介護保険料の
負担や引き上げについて具体的に聞いてきています。
おそらく、このアンケート結果は今後の負担拡大・引き上げの材料に使われるでしょう。
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(介護型リハビリシステム研究所)
〜システムでよりよい未来へ〜
介護型リハビリシステム研究所