ミニミニトーク・小話部屋R
管理人の趣味部屋
ここでは、管理人が考えたり、体験したりした情報を主に特集しています。
その1:ムーヴのブレーキシュー交換
以前、部品屋のおやじさんから購入しておいたブレーキシュー・・・
届いた時に磨り減り具合をチェックしようと部品を見比べたら、違うタイプが入っていました。
わざわざ車検証のコピーまで渡すのに、時々違う部品が手配されることがあるんですよねー。
確立としては、10回頼んで1回くらい(?)。困ったものです・・・。
ブレーキをかけたり外したりしたときに、リア側からちょっとした異音が出ていたので、
この際面倒でも交換しようと重い腰をあげました。
キャップを外して・・・
ピンを抜いて・・・
ネジ(センターナット)を外します。
ここで、サイドブレーキを外すと、本来ドラム部分が外れるはずですが、
たいがい固着していて、そう簡単に外れることはありません。
このムーヴには外すための、ネジを入れるサービスホールがなかったため
このようにして取り外しました。プーラーと呼ばれるSSTです。
外すとこんな感じです。ブレーキのカスが大量に溜まっています。
密封状態なので逃げ場がないからこんな状態になっちゃいます。
アスベストを使っている(最近では少なくなったようですが)場合もありますので、
吸い込まないように気をつけてなるべく綺麗に洗浄します。
ブレーキシューは部品が多く細かいので、分解前に画像を取っておくと確実です。
(・・・慣れていない方は絶対に手を出さない方が無難です。)
製造時の組み立てミスを防ぐためか各部にマーキングがしてありました。
各部のネジ・バネを外していきます。
すべて外し終わりました。
シューの一番磨り減ってるところでこのくらい。まだ半分近く残っています。
ヘタな運転をしていない限り、車が一生分使えるくらいはあるようです。
フロントパット3回交換でリアシュー1回でもいけるかなぁ??という感じです。
以前は、このシリンダーのオーバーホールもやっていましたが
整備(部品屋)のおっちゃんに「ここをやるやつはまずいないよ」と言われたことと、
オーバーホール後に液漏れが発生した経験もあり、手をつけないことにしてます。
稼動部は塗装が剥げていたり、サビていますので一目でわかります。
そこをブレーキグリスでグリスアップします。
構造上、下の方からバネを取り付けて・・・・
上の頑固なバネを取り付けました。
このときに役に立つのはバネをかけるためのSST。
組み立て完了しました。春は日も長く整備に最適なシーズンです。
結果、ブレーキの異音もなくなり、踏み込みが軽くソフトな感じになりました。
(この整備工程には載せていない部分も数箇所あります。
なぜかというと、細かい部分を行っている時は一人で撮影をしている余裕がないためです。
細部を理解するためには、整備マニュアルのコピーを入手するか、整備書を入手しましょう。)
その2:コ●ルマン・シングルバ●ナー・スト●ブを修理してみる
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※あくまで自己流であるため、多くの検索を防ぐ目的で一部「●」を入れています。
当ホームページ全ては我流のため、参考にする場合は自己責任でお願いします。
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もうかれこれ20年近く愛用しているキャンプ道具があります。
ツーバ●ナーを持っていてもコンパクトさから、たまーに使う時はいつもコレになります。
ガスも持っていますが、やはりポンピングという儀式様なものと、使用時の音がたまりません。
この間、久々に戸外で使うことがあり炊飯した後、お湯を沸かそうとしたら急に詰まってしまいました。
炊飯時に火力を細々と微調整しすぎたのでカブり気味になってしまったのか・・・
それとも古いガソリンをそのまま使っていたのがいけないのか・・・
いずれにせよ、完全に詰まってしまい「故障=使用不可」となってしまいました。
しかし、直前まで元気でいたのに何とかならないか・・・何とかしたい(せねば)と考えました。
ジェネレ●ターを新品に交換すると約3千円。
ついでに、あれこれいじっていたらレバーの付け根からガソリンがポタポタ垂れ始めたので、ここの
部品交換で約2千円・・・。トータル5千円も出すと殆ど新品に手が届く価格になってしまいます。
何より、目の前の愛用ストーブがゴミになってしまう。これは環境にも気分的にもヨロシクない!!
ネット上で調べてみると、早い話が「諦めて交換なさい」という内容ばかり・・・
以前は何の疑いも無くパーツ交換していましたが、こんな単純な構造物が修理できないはずはない
と考えて、始めから壊れているんだからダメで元々と躊躇無く分解を始めました。
都合よいサイズのレンチがないので、モンキーレンチとプライヤを使います。
まずは一番怪しい場所・・・ジェネレ●ターを外して、その先端部分・・・
ガソリンを霧状にするノズル先端を更に分解します。
案の定、中はスラッジで真っ黒でした。車用のキャブレタークリーナーで清掃しました。
頑固な詰まりがある場合、待ち針の先端などで軽くつつくという手も・・・
内部にもスラッジが溜まっている可能性があるのでガス台で焼きました。
するとジェネレ●ターの先(霧状にする側とは反対側=レバー側)にあるL字突起が・・・
徐々に引き出せるようになってきました!細い針金(ニードル)がどんどん出てきます。
あんまり引き出すと戻せなくなりそうなのでやめました・・・。 (;^_^A
色々考えましたが、とりあえずこのように仮付けして、一度ガソリンを噴射させることに
しました。先端をテッシュで覆い確認すると、中から金属の細かい粉(?)が出てきました。
針金をいい気になって出し入れしていたからでしょうか??
そのガソリン噴出箇所。なんと中から針金の先端が出てます。
つまり、中の管全体に針金が通っていたんですねー。
この先端は噴射ノズル口をつついて清掃するのにも一役買っていると思われます。
ジェネレ●ター取り付け箇所です。レバーをOFFにすると、取り付け穴から突起物が
現れて(ここの先の穴に、先ほどの針金の端にあるL字金具を引っ掛けます)・・・
開くと引っ込むようになっています。実にシンプルな構造です・・・
・・・というわけで、無事に使えるようになりました。この後何年使えるかですが、
この程度のメンテナンスで済むなら、あと何年でもいけそうな・・・
年に1回使うか、使わないかの使用頻度ですけど・・・。
※実は、今回の途中チェック時に何度も詰まり症状を起こしています。
・・・ですが、「慣れ」で10分以内に詰まりを解消して組み付けできるようになりました。
今のところ試用していますが、落ち着いたようで問題なく使えています。
しつこいようですが、これはあくまで実験的に行った内容です。・・・ですが、アウトドア派なら
よく使う道具(特にバ●ナー位)は応急メンテナンスできないと困るかも・・・と勝手に思ってます。
●●パッキン関係の記事につきましては当方で危険と判断し、後日削除させていただきました。
その3:ステップワゴンのスライドドアを交換する
以前、スライドドアを無理やり外そうとして傷つけただけで断念したことがあったのですが、
今回はドアを丸ごと交換しよう※と考えて、部品屋さんに相談しました。
(※サイドステッカーを張り替えようとホンダに問い合わせると、既に在庫がないとのことで
中古のスライドドアごと交換するという大掛かりな作業になったわけです・・・)
すると交換方法は意外に簡単なことが分かりました。
しかも、あれこれやっているうちに小さなネジ1本で外すことも可能なことまで分かりました。
↑スライドドアの取り外しで必要なのがコレ!
ここのレールの最後についているプラスチックキャップを外す必要があるのです。
カーテンレールのレールエンドを外すのと同じ要領(理屈)なんですね。
↑外すとこんな感じになります。この方法を知らないとすんなり外すことはできません。
↑そして、ドアの下部にある、ドアストッパー(ドアを開いたまま止める場所)のネジを
外して、黒いプラスチック部品(カバー)を外します。
↑上部は既に切り込み部分がありますので、
そのままスライドさせれば、そこからいとも簡単に外すことができるのです。
ただ、結構重いので助手が必要です。あと、傷つかないよう床にクッションが必要です。
↑外した状態。タイヤをクッション代わりに下に置きましたが、これが重宝しました。
ドアの交換はあれこれ調整が必要で、何度も取り付け取り外し作業を行うことになります。
↑当然ですが、カギの交換も必要になります。
こっちの方がかなり面倒で悪戦苦闘しました(マニュアルがあると楽かも・・・)。
その4:
結構いっぱいになってきたので次の部屋を準備したいと思います。 (σ・∀・)σ
←ブルーの点がマーキング部分。
主な場所に印がつけてありました。
←長年愛用のスト●ブ。
ヘビーユーザーではないですが、
無鉛ガソリンで詰まったのは今回が初めて。
長く使った人じゃないと愛着はわきません。